新型インフル、国内初の感染確認…大阪の高校生ら3人
5月9日6時29分配信 読売新聞
厚生労働省は9日朝、成田空港に8日夕方に米デトロイト発の航空機で到着した大阪府立高校の男子高校生2人と40歳代の男性教諭の計3人について、国立感染症研究所での遺伝子検査の結果、いずれも新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)への感染が確認されたと発表した。
国内で新型インフルエンザへの感染者が見つかったのは初めて。水際の検疫での発見であるため、政府は指針の「行動計画」のレベルを現在の「第1段階(海外発生期)」から「第2段階(国内発生期)」に引き上げず、引き続き現在の検疫態勢を継続する。日本政府は近く、世界保健機関(WHO)に対して国内の感染者として報告する。9日午前8時半から舛添厚労相が記者会見する予定。
厚労省や大阪府教育委員会によると、3人は4月24日からカナダ・オンタリオ州に短期留学していた府立高校の一行。3人は空港近くの感染症指定病院に隔離入院した。また、3人と一緒にカナダから帰国した府立3高校の生徒28人、引率教諭5人を含め、近隣座席の乗客ら計49人が「濃厚接触者」として空港近くの宿泊施設で待機しており、今後は最長10日間留め置かれ、経過観察対象の「停留措置」となる。
世界保健機関(WHO)の警戒度の引き上げを機に政府が新型インフルエンザ対策本部を設置した4月28日以降、この3人のケースが判明するまでに、計17人の「疑い患者」があったが、検査の結果、いずれも新型でないことが確認されていた。
国内で新型インフルエンザへの感染者が見つかったのは初めて。水際の検疫での発見であるため、政府は指針の「行動計画」のレベルを現在の「第1段階(海外発生期)」から「第2段階(国内発生期)」に引き上げず、引き続き現在の検疫態勢を継続する。日本政府は近く、世界保健機関(WHO)に対して国内の感染者として報告する。9日午前8時半から舛添厚労相が記者会見する予定。
厚労省や大阪府教育委員会によると、3人は4月24日からカナダ・オンタリオ州に短期留学していた府立高校の一行。3人は空港近くの感染症指定病院に隔離入院した。また、3人と一緒にカナダから帰国した府立3高校の生徒28人、引率教諭5人を含め、近隣座席の乗客ら計49人が「濃厚接触者」として空港近くの宿泊施設で待機しており、今後は最長10日間留め置かれ、経過観察対象の「停留措置」となる。
世界保健機関(WHO)の警戒度の引き上げを機に政府が新型インフルエンザ対策本部を設置した4月28日以降、この3人のケースが判明するまでに、計17人の「疑い患者」があったが、検査の結果、いずれも新型でないことが確認されていた。
最終更新:5月9日6時45分
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