2009-05-08
■薬物中毒
なんとSNRIの一種だった。
この4ヶ月、そういった薬をやめていたのに、
「痩せる」となるとまた始めてしまう愚かさ。
昨日の病院で
「薬、ちゃんと飲んでますか?」
「目がね、少し彷徨ってるなあ」
今の私は誰がどう見ても狂人なのかしら。
素晴らしい。
顎の違和感も気にならない。
筋弛緩作用のある薬が含まれているせいか肩が軽い。
どこから生じるのか無制限に湧き出す不安感によって遮られていた。
障壁が消えたかのように思えた。
こんな簡単に楽になれるものを何故拒んでいたのだ?
古い手帳に書いてある電話番号、イニシャル一文字だけが書いてある。
誰なのかわからないが、書いてある場所とその文字が
私にとって大切な人間であると訴えている。
今の私はハリボテの無敵艦隊。
戸惑いもなく番号をプッシュしてみると、呼び出し音が鳴り続けるだけだった。
「これは誰なのだろう?」
お気に入りのミハエル・ネグリンの手帳にただ一つ書き込まれた番号。
友人からの連絡でわかった。
「君が彼を今でも好きでいること、メールしておいたよ」
…好きだけど、そんなことで私を思い出しても欲しくなかった。
彼と関わりを持つ気もないし、彼が私に会いたくないと思っているのと同じだけ、
私も彼に会いたくないのだ。そういう恋愛もあるのだ。
ただべったり寄り添いあうだけが恋愛じゃないのに。
ああ、やはりあの番号は彼だったのね。なんとなくそんな予感がしていた。
ならば出てくれなくて良かったよ。
でも、それをいちいち他人に報告するの。
「彼女から電話がかかってきたよ。取らなかったけど」
ずいぶんと屈辱的だ。
出たくなければ出なければいいだけなのに、それを第三者に報告するなんて。
「出ればよかったか?」という相談ではなくて、単なる報告なら、
何でそのようなことをするのだろう。
私だって私がこんな未練たらたらなことをいちいち彼に報告して欲しくなかったよ。
ほら、絶対にうまくいかないんだ。
こんな間接的な関わりですら具合が悪くなる。
もう決定的な亀裂が入っている。
そこまで嫌われてるなんて。
その場の気分の高揚からついて出た言葉たちが、
私の思い出の中で宝石のような輝きを放っていたものたちが
全て嘘だったと、何も本当のことはなかったのだと
ああ、それはお前の業なのだと
だから私は嫌いなのよ!
「永遠」だとかそういうの!
「君が望むような形でいいから、ずっとそばにいたい」って言ってたのに!
でもそれはその場でのこと。
永遠というのはそのとき一瞬のこと。
あれから誰も信用できないのだ。
信じられない。
あのとき、私はそれを信じてしまったから。
誰のことをも信用しないのに。
彼はそういう人だから好きなんでしょう?
私になど干渉されない人だから。
マゾヒスティックにいきましょうよ。
■
私は弱い。
電話に出てしまった。
出て良かったのだろうか。
「ごめんなさい。どうしてもうまく喋ることが出来なくて、出られなかったの」
これからも私との繋がりを絶ちたくはない。
けれども、もう私に異性として何か期待はしない。
私の負担になるだけだから。
何があろうとも唯一心を許せる人間だから、お前の負担にならない程度に付き合いを続けて欲しい。
「映画、見た?」
「見てきたよ。もしかして見た?」
「まだ映画館に行けるほどには回復してないの」
「だろうな。夏の映画は一緒に…、いや、なんでもない」
私のことを厭う人間がいる中で、私を慕ってくれる人間もいる。
もう男女としての交わりをすることもないと思えば、
とてもとてもありがたい存在だ。
遠く離れて、二度と会うことのない人間よりも、
近くにいて私を気遣ってくれる人間を大事にしなくては。
2009-05-07
一目惚れだった。
背の低い、豊かな頬と黒いお下げ髪、ハイウエストのジャンパースカート。
彼女のことを欲しいと思った。
たとえば彼女の視界に入るもの。
たとえば閨にて思い返す出来事。
たとえば本屋にて。
その中に私があって欲しかった。
彼女の愛らしさと知性に、私は彼女を独占したかった。
彼女に触れたかった。
彼女から婚約者の話を聞きながらも、それは私とは別の性である男の話でしかないと、
私は女として彼女の心の中に君臨したいと願っていた。
同性愛というものではなく、ただ彼女が好きだったのです。
性愛を排除した中で彼女と手を繋いでいたかった。
「友達」という名の束縛の輪で結ばれたかった。
彼女がいてくれたなら、私にはもっと違った今が与えられていたはずなのに。
あの愛らしい顔で彼女はとても理論的な内容の手紙。
少女のような外見で、彼女は女性特有の自己顕示欲を持ち合わせないような言動。
聡明さ…それが私を引き付けた。
私が愚かな女の化身のように、彼女は私の中で女である人間として生きていた。
私は紅茶党なのだけど、ドゥ・マゴではカフェオレを飲みたくなるわね。
彼女は微笑んだ。
女学生に戻ったみたい。
二人でいれば、女学生よ。
いつの日かドイツに行きたいね。
全て私が壊してしまった、割れたガラス球。
壊して回ったガラス球。
破片が足に突き刺さり、流れる血を踏んで、
汚らしい赤茶けた足あとがどこまでも続いていく。
2009-05-06
■
いよいよ病的になってきた気がする。
いや、障害なのか。
しかも脳味噌のw
救いようがないんだなあ…。
誰とも関わりたくなくなった。
事務的な関わりすら嫌だ。
病院も苦痛。
状態をメモして診察時に渡している。
顎関節症が酷く、口を開けるのが嫌になった。
喋るのが苦痛。
電話は出ない。
そのせいか軽くあった吃音が悪化。
自分でも自分の喋りが異様なことに気づくため、出来るだけ話したくない。
そういえば鼻唄さえ歌わなくなった。
耳鳴りがうるさい。
幻聴ではない。
静か過ぎて「キーン」と鳴る。
BGM代わりにテレビをつけると気分が害される。
困った。
平成仮面ライダーのDVDを借りまくっている。
しかしレーシック手術後、光に過敏になったようで、
原色系メタリックカラーな平成ライダーたちにポケモン発作が起きそうになる。
イケメンに大興奮というわけではない(むしろスーツアクターに萌え)。
なかなか見ることができない。
ていうか、店で「ご利用期間はどうなさいますか?」という質問に「一週間」と言う一言も苦痛だ。
旅先で何が嫌かというと話しかけられること。
ナンパと違って無視するとこちらが悪いような気になるため、仕方なく答えるものの、
声が小さすぎるらしく、何回も同じことを言うはめになる。
何回も聞き返されると吃音が悪化するようだ。
もはや自分でも何を言っているのか聞き取れない。
とろくでもないことを思い付く。
療育手帳が貰える場合もあるらしい。
…。
しかも一級じゃないと割引にならないようだ。
一級か…。
勉強の類で不自由はなかったし、そもそも受験勉強というものをしたことがない。
しかし「難関」とされている学校に合格しているなあ。
知能に問題…それでもあるんだろうな。
でも一級ではないだろう。
一級だったらこんな日記なんて書けないだろう。
ならば今さら特育もないし、療育手帳なんていらない。
ジョブ支援もいらないし。
旅行に出たからといって、旅先で起きた事柄を理解出来ない知能じゃないと移動手段割引はないようだ。
…それもそうだな。
こんな悪知恵を働かせるやつがいるからな。
悪知恵なんて働きようがない人間に特権は与えるんだな。
自分は平均よりは知能があると思っていた。
でも振り返ると常識的ではない判断が目立つ。
いや、過去のこととはいえ「非常識」と思うだけの力がある?
どうなのだろう。
これは自傷行為の一つだと医師に聞いていたので、そうなのだろうと納得していた。
でも知能が足りないから、そういう行為があるのではないか?
怖い。
まだ手首を切ってる方がましだ。
薬を大量に飲んでる方がましだ。
手首を切ったりするやつは頭が悪いと思っていたが、自分も相当頭が悪い。
手首を切ってる分には自分が痛いだけだ。
他人との関わりで自傷行為を働くなんて!
自分なんて嫌われて当然だ。
他人を傷つけて…意図して傷つけて楽しんだこともあるけど…それは抜きにして…
人と関わるのは好きじゃないし、一人でいるべきなのだろうな。
「奔放な男遍歴」がある自分だが…、
相手と一緒にいるときはそれなりに浮かれているのだが、
離れているときは相手が気色悪いと思っていることが多い。
セックスの後に本当に男は冷めるのかわからないが、
少なくとも私はその最中から冷めることが多い。
アクションの多い男ほど気持ち悪い。
だからこそ、没頭するようにしている。
一生懸命に腰を動かしたり。
「腰が動いてる」といやらしく指摘されるとますます嫌悪感を抱く。
「動かさずにいられない」のは、とりあえず腰を動かすことに意識を持っていかないとやってられないからだ。
あとはやたらと声を出してみることに意識を集中したり(これは後から恥ずかしくなるのであまりしない)。
その後ろめたさから、「自分なんて愛されてない」という疑念を振り払えない。
だって私自身が相手を愛してないのに「愛してる」といけしゃあしゃあ述べているのだもの。
目を閉じずにはいられない。
昔は目を開けていたが、今は相手が自分のおっぱいを舐めているのを見ると吐き気がわくため、見ない。
嫌悪感を隠すためにフェラチオに没頭してみたりすると、相手は私から愛されていると感じるようだから、隠せてはいるようだが微妙な心持ち。
愛してないのは私の方だった。
死んだ人には申し訳ない。
彼は私が彼に嫌悪感を抱いていたことに気づいていなかった。
私が昔の恋人と会っていることに気づいていたし、不安には思っていたことは知っている。
悪いことをした。
嫌悪感を抱いていたが、何もかも放り投げて、私の家から徒歩3分の場所にまで引っ越してこられたことの責任を感じ、様子を見に行ってはいた。
あまりに重かったから、堪えきれなかった。
それは仕方ない。
始めから付き合うべきではなかったのだ。
昔の恋人にふられて落ち込んでいたから、
そのときに言い寄られたから付き合って、
きっぱりと言うことを言わなかった。
カッパも特撮オタも中野(彼らは二股もされている。中野ーカッパー中野ー特撮ー中野というように。しかも私は中野がしつこいところしか気に入っていなかったし、特撮に至ってはどこも好きなところがなかった。強いて言えば冷たくしてもついてくるところか)も同じだ。
誰だって付き合っている人に一つや二つの嫌な点があるだろう。
私なんかそもそもが「私に行為を示してくれる」点以外は嫌な面だらけだ。
好きになってもらうことが狙いで、そのあとは「好かれ続ける」ことが目標だ。
自慰だ。
「好きでもない人に自分を与える」時点で自傷だった。
今となれば「気持ち悪い」過去だ。
「どうしてあんなことをしたのだろう!」
中にはちゃんと好きになった人もいて、
それが23才のときと27才のときの恋人だ。
何人と付き合ったのか思い出したくもないが、好きになった人は2人だと思い出せる。
■
「あなた、私から見ると知的な面では優秀な方だと思いますよ」
心配し過ぎだと言われる。そうなのだろうか。
「でも男性関係とか…」
「そういうことも含めて自傷行為かもしれませんねえ」(この人はいつもはぐらかすような受け答えをする。)
「ニンフォマニアなのかしら…」
「あなたの場合、行きずりの相手とはないんですよね。
相手からの好意を確認しないとそうしないんだから、
こういう言い方はおかしいかもしれないけれど、健全と言えば健全と言うことが出来ますよね。
確かに性病は気になるけれど、不特定多数ということはないなら…」
「相手がいることであって、あなたには相手が現れるんでしょ?
それだけの魅力があるということで、あとは妊娠に気をつけるしかないですねえ」
どうしても気になるならセックスに関するカウンセリングを別の機関で受けることも出来ますけど、
そこまで必要ないと思うんですけどねえ。
性病は確かになかった。
ここ近年、婦人科にかかることが増え、よく知らない間に
エイズやその他性病の検査をされていたが、クラミジアもヘルペスもなかった。
(たまにクラミジアやヘルペスはあるのではなかろうかと心配になることがある。)
不特定多数ということは望まないし、相手から十分な好意を感じない場合は
ことの最中であっても中止してしまうため、
一応は「恋愛関係の中での行為」ではある。
夢の中でメールを受信していた。
「相変わらずな君だね」
わかってるわ!
これは違う。これは私からのメールだ。
その差出人の名前は現実にはもう私に関ろうとはしない人物であろう。
会いたいとは思う。
でも実際に会うのは嫌だ。
実際に連絡が着たら嫌だ。
私が好きなのは私のことなど見ようとしない彼だからだ!
愛されたい。
愛されたい。
支配したい。征服したい。
でも私を愛するようなあの人ではいけないわ。
私を抱いた後は私のことなど面倒に思うあの人ではないといけないわ。
私はあの人に愛されないからこそ、あの人を愛し続けられるのよ。
夢の中でも私は返事をしなかった。
何度も何度もその文面を見つめながら、返信文を考えながら、
結局、私は何も起こすことが出来ないでいた。
世俗の垢の権化のような脂肪が削げ落ちたら、
臍まで伸びた髪の毛を切ろう。
あなたにはもう会わないし、会わす顔がない。
けれどあなたの住む町へ行き、あなたの気配を感じて、それで満たされる。
あなたが私の知りうる場所で生きている、存在している。
目を閉じれば、そこにいる。
私はもう、あなたに会いたくない。
あなたに会ってよい存在ではないから。
近いうちに仕事で伊勢に行くことになった。
■
ASは専門の精神科で専門のテストなど受けないと診断出来ません。
精神科でも専門医でないと診断は出来ません。
大人の場合は診断してもらったところで社会福祉など特にはないので、
かかりつけの精神科医から可能性が大きいことを告げられるくらいかもしれないです。
ちょっとぐらい話した人から「ASっぽい」と言われたからって
それでASに知識があるなんて言わないし、
それでASなんて到底わかるわけないだろーーー!
(私だって学生時代、精神医学や心理学の専門科目で自閉症と合わせてASを勉強したけど、
十分に知っているとは言えないのに。)
精神病は誰もがかかる可能性のある病気ですが、ASはそもそも先天的な障害ですので、
「障害をわかって欲しい」なんて思いません。
だってわかるぐらいなら先天的な障害ではなく、人格障害だと思うんですよ。
相容れないものだから、脳の欠陥なんじゃないか。
わかってもらいたいとも思わないから、私に構わないでくれって言ってるのに!
あなたが私に関わっていきたいのはわかってけど、私はあなたに関わりたくないの!!
そんな安易なことをのたまう人だから、余計に関わりたくない…。
双方のためにね。
2009-05-05
■遅カレ早カレ 避ケラレヌ別離
私の隣に誰がいても、結局は私は過去しか見ていないのね。
あなたが誰でも私にとって皆一緒。
あなたが男で私を好きだと抱いてくれれば、
その一時だけの慰みで私は癒され、
次の瞬間にあなたは要らなくなってしまうの。
好きにさせるのは私の中で遊戯でしかないけれど、
私のせいであなたの情緒を揺らしたって、
それを私に振りかざしたって、
私は何も出来ないわ。
だってあなたのことなんて好きじゃないもの。
「好き」って言ってあげれば、私のことがもっと好きになるでしょう?
それがわかっているから、私はそれをカードとしてチラつかせるだけ。
中央構造線を見に行ったの。
私とあの人を分かつ決定的な谷底。
私と彼ははなから物理的な意味合いでも立つ場所が異なっているって確認してきた。
手紙を書いては破り捨てて、何も伝えることなんてないような気がする。
きっとあの人は一人でいるわ。
きっと私はあの人にとって唯一で、これからもそうだとわかるの。
それだからこそ、今となっては今の私も過去の唯一から弾かれている。
過剰なまでに女でありすぎた私は、もはや彼の前に踏み入れることを許可されない。
あの決定的な断層は私とあの人のものだと悟って、
足が竦んで動かずに、ただその場を立ち去った。
それは決定的な事実で、私も随分と年をとった。
mixiを見たら、足あとがついていた。
非公開にしているから、中身は見ることが出来なかっただろうけれど、
その足あとが嬉しかった。
それだけで良いと思った。
中央構造線を越えてみた私は彼が住む場所まで目と鼻の先の場所まで足を運んだ。
しかし絶対的な境界を越えられなかった。
彼に会うために彼の住む町を訪れた、あのとき私の髪の毛は肩につくくらいだったのに、
今はもう、臍まで伸びてしまっている。
彼が触れた髪の毛はまだ残っているのだろうか。
髪の毛を撫でる。
それだけで良いと思った。
それだけで、きっと良い。
彼は私のことを思い出してくれたのだろう。
それだけで良いんだ。
たとえ二度と交わることなく走り続ける地平線を見つめるのだとしても、
その先に掠める思い出の中に私がいるのなら、
その一瞬の彼は私のものだ。
そのとき、私は彼のものだ。
そして私は、
再び誰かを踏みにじる。
■次回の酷道
国道425号線を走る予定。
152号線は思ったほど酷いわけではなかった。
このくらいなら茨城県にいっぱいあるでしょ。
足尾山だの笠間だのもっと酷いよ。
井川みたいなのを想像したたよ。
「国道」なのに、てことかしら。
確かに地蔵峠あたりや青崩峠の辺りはなかなか凄かったけど。
でもこの程度じゃ私の心を満たしません。
「こんなところ、電車が走った途端にアウトでしょ」とびっくりするような
陸橋?を走っていました。
あ、あと勝手に浜松まで行くと思ってた天竜浜名湖鉄道、
実はよくわからんとこまでしか行かないとわかりました。
乗らなくていいかな…。
今年は「飯田線全駅制覇」「五島列島に行くらしい(大学時代の友人任せなので不明)」「おわら風の盆を野宿で見物」
があるので、来年になるかもしれないが、
日豊線も制したいところ。ていうか、鞆の浦〜今冶も来年かなあ。
埋め立てされる前に行かなければ…。
来年は諏訪の御柱祭を見に行く(旅館を予約すべきだろうか?車で行くのは無謀?)予定が入っているので難しいなあ。
ライフワークの全国一ノ宮御朱印帳を埋めることは出来るのだろうか。
■アウェルサ・ウェヌス
端的な日々の記録だけに留めておくのが吉。
自分で書いた昔のラブレターを読み返すときほど恥ずかしさに身悶えることはない。
いや、端的な記録メモだけでも結構嫌になるな。
記憶も自由に消去してしまいたい。
■
眠れないのでいろいろ検索したり、
嘘ばっかり書いてるなあ。
「こんなこと、思ったことあったっけ?あ、嘘書いたのか」
嘘ばかりだと書いた内容を忘れますね、モノの見事に。
あとブログって読まないんですけど、
せめて自分のことを言及してくれているところくらい回ってみました。
そんなに数がないのでラクでしたw
ここで具体的に誰かのブログを取り上げることなんて、
ほとんどないのに、申し訳なくなるぐらいに丁寧に感想を書いてくれてる人がいました。
いやあ、そのとおりだなあ、なんて他人事みたいに感心しちゃいました。
ここって「愛されたい」ってことばかり書いてるなあ。
実はそんなでもなかったりするなあ。
実は恋愛なんて結構どうでもいい。今となっては。
なんで恋愛のことばっか書いてるんだろ。
頭わる。なんか可愛そう、ここの人。
■
眠れない深夜には頭悪そうなことを考え出すものだと驚く。
極力、消去したくないので残しておくけれど、
どれもこれも嘘ばかりで、どうしてこんなことを書いたのか理解に苦しむ。
その場の思いつきで適当に書いたのだろうけど、
それでも他人の考えのようだ。
書いた私も読んでいる私も狂人なのだろう。
とりあえず手紙なんて実はちょこっとも書いていないし。
でも、後の私は「書いてないなんて嘘を何故記してあるのだろう?」と思うのだろうか?
記憶を上書きすることがよくある。
都合の良いように修正した記憶が定着し、自分でも何が本当だったのかわからなくなる。
過去のことが理解できないのも、記憶が曖昧なのも、
あれなのか?あれのせいなのか?
ここ数年、大量のクスリを飲み続けていたからだろうか?
今年に入ってからレーシック手術を受けるために
医者に無断で断薬を始めてから、
過去のことを明確に思い出せない。
思い出せても自分のことのように感じられない。
昔、「火元はいつもお前だ」と言われたっけ。
あのころは心外だったけれども、思い出せる出来事を他人事のように振り返ると
理解し難い思考回路で周囲に火をつけて遊んでいたように見える。
きっと以前の私なら
「それが私だ」と不可解な自信に満ちたことを書いたんだろうな。
それだけはわかる。
■
何もかも嘘だ。
私の尻にはiが付き纏っているんだ。
どれもこれも成立しないんだ。
全て虚構なんだ。
背反してるんだ、あれもこれも。
全部を全部、つるはしで叩き崩して回りたい。
そうしてしまうことで過去に関る。
避けるべきだ。
だから何もしないでいるべきだ。
過去の自分と決別したところで、
関った他人は存在し続ける。
鳴り続ける電話を受話せずに放置し続ける。
「どうしたの?」
「大丈夫?」
「お願いだから消えないで」
「電話に出て」
おぞましい。
3人もの男から。
おぞましいけれども、気を引くように仕向けたのは私自身だ。
誰もに笑顔を振りまいたのは私だ。
強かな女。
さすがに記憶は残っている。
そのうち電話も止むだろう。
彼らは私に飽きるだろう。
今の状態もいつかは終わるだろう。
そのとき、私は再び淫らな行動に出るのだろうか。
例えば恋人の親友の気を引いてみて、二人を衝突させて見物したり。
おぞましい。
不潔。
私が?
私だ。
誘ったのは私だった?
あの子には始めから断ったわよ。
私、あの子のこと、誘ったつもりないわ。
顔も覚えてなかったもの。
唐突に言われたのだわ。
「あなたのこと、知らない」ってちゃんと言ったわ。
すぐに思いつめそうな子だったから、気を引かないようにしたわ!
「別れた人が忘れられない。それからは誰と付き合ってもすぐに嫌になる」
「それに私、あなたのこと知らない。知ろうとも思わない」
知りたくないってこと?
そんな意志もないってことよ。知りたくないっていうのは、
ある程度あなたのことを知ってから言うものよ。それ以前ということ。
じゃあ、嫌いってわけじゃないんですね。
嫌いじゃないわね。だって好き嫌い以前だもの。
付き纏われて迷惑だった?
迷惑だったわ。
最終電車なのに家までついて来られて迷惑したわ。
あのとき、眠かったのよ。
すごく疲れてて、眠かったのよ。
一緒にいてくれればそれだけで良いって言われて、
家に上げたくなかったから行ったのよ。
二人きりになったあの子は勃起してたわ。
それが面白かったの。
彼とセックスなんてしたくなかったけれど、面白かったの。
発情しているオスというのが面白くて、
「私は脱がないわ。あなたと寝ないわ。
でもちょっとそれ、苦しいでしょうし、
私の見ている前でオナニーしてみてよ」
それ、初めてじゃないわよね?
別の人にも同じことしたわよね?
好きじゃない人とわざと二人きりになって、
股間を踏みつけて、言い放ったわよね?
うん、思い出してきた。
面白かった。
自分の性器を擦りながら、私の体に触れようとする手を叩き払って、
なんて言って、すごく楽しかった。
そんなことを言ってしまえる自分に酔っていた。
書いていて思い出した。
対話など望んでいない。
他人に求めるものはきっかけ。
手に入らない。
孤高という言葉が似合っていたの。
それを汚してみたかったの。
あれが彼にとって一時の気の迷いだとしても、
もはや彼は汚された。
私が汚した。
だから満足よ。
踏みつけるなんてしなかったわ。
心からの慈しみを以って口付けをしたわ。
あのときだけは確かに彼しか見えなかったわ。
この日記は嘘ばかり書いてあるけれど、
彼のことだけは正直だった。
誰のことを書いているのかわからないものばかりだったけれど、
あのときだけは素直だったのね。
だって私は信じていたの。
私が汚すのではなく、
私が浄化されるのだって。
醜悪な老女となっても、
アンモナイトの殻の奥で内省ばかり続けるのだろうか。
続けるわ。
続く。
2009-05-04 手紙
最近、する事なす事全て恥のような気がして、
何かアクションを起こすことがためらわれてならない。
そのために行動が制限されてしまっている。
手紙を書こうと文章を考える。
頭に浮かんだ文を文字として形にしようとすると、
それがたまらなく恥ずかしいことに思われて何も書けない。
■Θανατος
いざ書こうとしたところで何も書けない。
呼吸するように何事か、いや、何事もなくともただひたすら書いていた昔が
自分の出来事ではないような気がする。
過去に書いたものを読むと別人のようだ。
私ではない誰かが書いたようだ。
私の思考だったのか?これが?
よくわからない。
ずいぶんと非道なことばかりしてきた。
誰かが私のせいで死んだときでも、私は死者に対して十分に何かをしたのだろうか?
いや、死者に対して何事か為すとしたら、
それはすべて単なる自己満足に過ぎない。
彼のためになんて何も出来ない。
「あなたのせいではない」そう書いてあった遺書。
あの子のためにありがとう、そう言ってくれた遺族の方々。
でも、彼が首を括った場所に植えた花に水をあげにいくと、
通り過ぎる人が「あんたのせいだ」と心無いことを言っていく。
「あなたが原因だけれども」刑事さんはそう始めた。
「あなたが悪いわけではない」それは残らなかった。
最初の刺激だけが新鮮で、あとは嫌悪感だけが増していく。
あの人がいなくなってから、私に好意を示してくれた人は
何人もいたけれど、本当に何人もいて、
7人もいたのだけれど(その全員とお付き合いしたわけではないけれど)、
全員が全員を非情なまでに叩きのめしてしまった。
自分を慕ってきてくれる人にすら優しく出来ず、
中途半端に気を引くようなことばかりしてしまった。
退屈になると蹴り飛ばすようなことをした。
こんなことだから、愛されたいと望む相手には愛されないのだろう。
ほんの数ヶ月、ほんの刹那、愛されていると感じる快楽に浸り、
自分もそれなりに彼らを大事に思うのに、
一瞬で流れ去り、全部が全部、虚であったと手のひらを返してしまう。
「あなたと付き合ったことは私にとって失敗」
「電話かけてくるなんて迷惑」
こんなことを言われたら、死にたくなるなあ…。
ほんの2,3日前に言ったこと。
別れるときは何をどう言えばいいのだろう。
メモ。
あとで読み返して恥ずかしくなるのは嫌なので、
2009-05-03 飯田線のバラード
■民宿ひなた
下栗にある民宿ひなたから聖岳や兎岳が見える。
崖(崖上や崖下ではなく崖)に建つ集落。
台湾の九扮にも似てるが、もっと急勾配で、もっと高地。
九扮は街並みと併せて幻想的だが、下栗は民話の中の里だ。
昨晩は宿にて二度芋の田楽、蒟蒻の刺身、上村の豆腐(五箇山の豆腐と似てる)、ヤマメ、野蒜の酢の物など頂く。
国道152号を更に南下。
遠山郷へ。
「神々の国」というキャッチフレーズ。
霜月祭の神楽を売りにしている。
観光地として売り出し中。
心に響くものはない。
まだ売り出し途上なのか人は疎らだが、
集落は観光地として整備に頑張っている。
住民としては観光地として盛り上がって欲しいのだろうが、楽しみにしていただけに興醒め。
青崩峠、長野側。
■
遠江だよ!
天竜浜名湖鉄道がかわいい。
白い車両で一両編成。
細い線路に耳をあててたら、とろとろと電車が。
今回は夏に決行する飯田線全駅制覇の旅の下見も兼ねてる。
やっぱり三河に住んでた人が忘れられない。
別れてから、何人かと付き合ったけど、三河の人と比べちゃって嫌になってしまった。
いや、比べてしまう自分が嫌になる分には構わないのだけど、
付き合っていた人が嫌になってしまう。
ふと「全部嫌!顔も見たくない」と嫌悪感すら抱いてしまう。
相手にしたら迷惑だっただろうなあ。
というわけで、三河が近いので、ちょっとだけ三河に足を踏み入れてみた。
彼は西三河だから「じゃんだらりん」で代表される言葉つかいだった。
かなり訛ってたなあ。
でも東三河だから「のんほい」だ。
西三河は遠いなあ。
遠江の遠州大砂丘に向かいます。
■八十八夜
そういや昨日は八十八夜じゃないか、と生産直売所を発見したので購入。
新茶は甘くて美味しいですね。
山あいのこの集落も山を挟んで川根があるからか、
お茶作りが盛んでしたが、茶の木を見ると栽培行程が確立していないのか、
南に来ると整然としているような。
水窪でも新茶を買ったので、飲み比べてみよう。
152号境界
道祖神は地蔵峠から南はなくなる。
伊那谷や甲州には多いが、飯田に入るとない。
リンゴも地蔵峠。
■
遠江大砂丘は日本三大砂丘の一つらしいが、
まあ…白いきめ細かい砂が広がるけど、
「大砂丘」と言われると戸惑う。
九十九里の方が凄いって。
鳥取砂丘と比べてどうなのか。
鳥取砂丘には行ったことがないが、とても気になる。
九十九里と比較しちゃったけど、もしかしたら「月の砂漠」御宿って砂丘なのか?
まあ、それもあながち間違いではない気がするほど、遠江砂丘はしょぼい。
■
旅行まとめはまたあとで。
これから東名高速で帰る。
牧の原SAでお茶ソフトクリームを食べ、
由比SAで旬の桜えびを食べる予定だが、
恐ろしく混んでるだろうなあ。
深夜の中央高速ですら混んでた。
東名高速なんてもっとだろう。
ところで今は携帯から検索できるサービスエリアサイトなんて便利なものがありますね。
親戚が系列会社で働いてる関係で、コスモ石油が社員価格で利用できるため、
東名高速上りで。
ただいま、掛川。
海老名は無理!
だってETC割引前から凄いこみ合ってたもん。
上郷かな…、ていうか上郷ってどこ?
ナビで検索。
「ここからなら千葉の自宅より近いわ…」
どこまで行っても千円。
上郷から千葉までも千円だ!
あ、掛川城見なきゃ。
海道の弓取!
…あ、ガソリン入れちゃったら上郷行く必要ないじゃん。
一先ず掛川城!
ヤバいくらいに格好良いよ、掛川城!
いや、今川家の名前があってのことだけど。
松本城並み。かなり贔屓だな。
いきなり豊田まであの人に会いにいくのは良くないな。
目標は夏の飯田線の旅の際に会う。
ちまちまと奥ゆかしく手紙を出そう。
ていうか、ここ見てないかなあ…。
見てても、嫌われただろうからな。
多分、また会ってもがっかりするだろう。
だって美化してるもん。
でも、「忘れられない」というのは大きい。
忘れられないけど、うまくいくような気がして誰かを傷つけるのは嫌だから、
やはり私が目覚めよう。
誰かが自殺するのは嫌だけど、
自殺されなくとも誰かと付き合ってたことが気持ち悪くなるのも嫌だ。
寂しいから、埋め合わせで付き合って無駄に経験を重ねるのは、自分が汚れる。
自分本位になるなら、徹底しなくちゃ。
あー、なかなか高速に乗れない。
静岡県はさ、私の車で一緒に旅行したから思い出してしまう。
でも、この年で色恋もないわな。
いや、いくつになっても恋はすべき?
私が若かりし頃は今の私より年上の男性とばかり付き合ってたんだし。
■遅かれ早かれ避けられぬ別れ
市町村合併には以前から苦々しく思っていたけれど、
旅行に出てますます嫌になりました。
まずネーミングセンス。
古くからある土地名にすればいいのに
あと吸収合併もだめ。
「飯田市」っていうと飯田線飯田駅の周辺を思ってたら、上村まで飯田市に?
広がりすぎ。
「飯田産」とつくものが地域として広がりすぎて、
具体的な土地が浮かばない。
それに「水窪産」の山菜なら食べたいが、今ではひとくくりに「浜松産」になる。
浜松産の山菜はいらない…。
浜松といえば浜名湖南だもん。
千葉ではそんなに市町村合併なんてしてないからわからなかったけど、
旅行に出たら今までの地理知識は古いことがわかった。
でも天竜市や春野町や水窪町を町名を捨てて「浜松」とひっくるめたくない。
だって浜松じゃないもん。
automate_tomo
リンゴは地蔵峠というか、大鹿村以南はお茶に代わってた。
南信は北遠より拙い茶畑しかない。
山あいだからか?
いや、大学の授業で川根…というか井川?の茶畑を見たが、一般的な静岡の茶畑だった。
まだ技術が拙い気がする。
茶自体が若いようだったし。
下栗の茶畑は摘み取れるのか疑問に思う急斜面だった。
イルカ
お久しぶりです<(_ _)>
旅をしているTomoさんは何だか解放されてのびのびされてますね!私も新茶と初鰹を枕崎で仕入れました。
特に鰹は今までで一番美味だったかも(⌒〜⌒)ニンマリ
automate_tomo
枕崎ですか!
私も夏に鹿児島に行きます。
離島ですが、鹿児島にも行くのかな?
枕崎市は黒潮文化の場所ですし、海流に乗って千葉のとっさきから行ってみたいです。
鰹は初鰹が好きなので羨ましいです〜。
今回は何年も前から企画をしていたものなので、凄くはしゃぎました!
2009-05-02 御射口様
ミシャグジ様だよ!諏訪湖。
諏訪近辺は鹿食面という獣肉食免状が発行されてた土地。
山あいの集落では鹿や猪が食べられる場所が多いのは、
別に全国どこでもそうなのだけども、
ここ信州は歴史が違う。
来年は御頭祭と御柱祭に来るぞ。
神官洩矢資料館、行きたい。
■
高島城で凍える。
諏訪大社上社で朝のお務めを見る。
諏訪大社は近所の人たちが朝散歩に来ながら拝んでる。
皆、かなり堂に入った拝み方。
世話好きなおじちゃんが案内してくれた。
高遠城跡公園。
山桜がまだ咲いていたので、高遠城跡公園の桜も綺麗かと期待したが、
見事に全部散っていた。残念です。
分杭峠で磁場ゼロ。
水を汲んできた。
「やっぱり気の力が強いから、感じやすい人はクラクラしちゃうんだね」
とお婆さんに言われる。違う。
道の駅むら にて焼きたてパン購入。
焼きたてのオニオンツナブレッド、旨すぎ。
紅葉亭で桜肉丼を食す。
かなり上質の馬刺が大量に乗ったどんぶり。
柔らかく臭みのない満足の品。
1200円。
地層の違いに息を飲む。
ハンマーで石を砕いたりして遊んでいたら、地質学者に間違われた。
日本のチロルと呼ばれる下栗に泊。
よくこんなところに集落があるものだ。
天空の里と呼ばれるが、確かに。
automate_tomo 2009/05/05 05:21 「我こそは死だ」って格好良いなあ。でもこのPVはないだろ、と思う。
サンホラがミュージカル色濃いミュージシャンだって知らない人が見たら、絶対に怪しいコスプレ集団でしかないんじゃなかろうか…。
自分の最近のBGM。