2009年5月8日 17時59分更新
鮮やかな黄色の花を咲かせる「キショウブ」が備前市の寺で満開となり、訪れた人たちを楽しませています。
キショウブが咲いているのは、備前市西片上にある正覚寺です。
キショウブはヨーロッパなどが原産のアヤメの仲間の多年草で、境内の池のほとりではおよそ1800株のキショウブが満開となっています。
この寺では、20年ほど前に先代の住職が池のほとりを花でいっぱいにしようと青や紫色のハナショウブとともにキショウブを数株植えたところ、キショウブだけが根付いたということです。
今ではあたり一面が鮮やかな黄色の花で彩られ、今年は例年とほぼ同じ、先月29日ごろから花が咲きはじめたということです。
キショウブは日を追うごとに次々と花を咲かせていて、近所の人たちが見学に訪れていました。
正覚寺のキショウブは、このあと1週間ほど楽しめそうです。