コスモ石油は韓国石油大手のヒュンダイオイルバンク(HDO)と合弁で、韓国で化学繊維や合成樹脂の原料となる石油化学製品の生産に乗り出す。約1000億円を投資して世界最大規模の設備を建設し、主に中国で販売する。日本の石油化学製品需要は頭打ち。両社はともに産油国アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビの政府系投資会社が筆頭株主となっており、資金と技術を持ち寄って高い成長が見込める中国などの市場を開拓する。
原油精製で出てくる成分から、ポリエステル繊維やペットボトルなどの原料となるパラキシレンを生産する。
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