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【社会】

「胎児認知」偽装容疑で3人逮捕 日本国籍取得

2009年5月8日 11時58分

 外国人の女性が妊娠した子供を日本人の父親が認知すれば日本国籍が取得できる「胎児認知」制度を悪用し、父親を日本人とする虚偽の届けをして、子に日本国籍を取得させたとして、神奈川県警は8日までに、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、アルゼンチン国籍の母親(30)とペルー国籍の父親(30)ら3人を逮捕した。もう1人は、2人の知人で日本人の男(33)。

 3人の逮捕容疑は、昨年9月26日と今年1月19日、アルゼンチン人の母親とペルー人の父親の間にできた男児の父親を、知人の日本人の男と偽り、「胎児認知届」と「出生届」を神奈川県厚木市役所に提出し、男児の日本国籍を不正に取得した疑い。

(共同)
 

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