学生特派員からの先輩レポート|一橋大学|木村 亮介
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2007年06月21日
第1回:「なぜ経営学をやっているのか?」
改めて、初めまして。
さぁ、前回の黒歴史、キムラの過去なんてまぁ、そこそこどうでもいいわけですね。
もう少しまぁともなこともお書きしましょう。
さてと、今回のテーマは、「なぜ経営学をやっているのか?」ですね。
ん?誰が?口を慎みなさい、罰として文脈から把握すること!!
黒歴史の中で少しだけお話ししましたが、キムラはもともと理系に行きたかったのです。
理由は「劇的 ビ☆ォーアフター」って言う番組にあこがれていたからですね。
この番組はですね、あ、えっと、その、リフォームしたり・・・・えぇいっ!ご自分で調査を!!
うん、今ので伝わった方だけに、伝わっていない方は半ば置き去りにして話を進めると、高校入学当初は建築士になりたかったのです。
人の生活の場を作り出すなんて、素晴らしいじゃないですかぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!
しかし、まぁ、何と言ってもキムラの高校生活の前半生の数学力は、、「サイン、コサイン、ポリ●デント」ですからね、そりゃあ挫折しますよ。この頃は今にもまして気持ち弱い子でしたし。
で、高校の進路の時間にもらっていた、「進路まるわかりブックス」なる、神がかり的にわかりやすい進路研究本を机の中のタイmマシンから取り出して、今までは、「Bengoshi」とかしかしらなかった、文系さんの職業を見てみたのです。
すると、まぁ、うん、ここまでお読みになった方はもうお分かりでしょうが、キムラには法律は向きませんw
どっちかっていうと取り締まられる側でしょうから、法曹なんてムリムリ、ぽーーーーーいッ
で、目が止まったのが、経済・経営の欄。何となく良さそう、と思いました。面白そうだと。
ちなみに、文学関連のところは、漫画意外読まない子供だったので完全にスルーしてましたw
話を戻すと、経済・経営系に進んだきっかけは、大いなる「何となく」です。これは間違いないです。
『税理士って、あの中田英寿がなりたかった職業だろ?いいじゃん』とかっていう幼稚な思考経路で、当面の目標は税理士に。
で、英語と数学の挫折。
そして、英単語との対決(高1の2月)を迎えるわけです。
この頃はとにかくがむしゃらにがんばってた。
進路系統がどうのというか、大学にいけないと本気で思っていましたから。
で、英単語やりきって、俺の中の英語の世界が一気に広がった3月上旬。
あれほどいやだった英文法を、やりたいと思えた自分に、感動した。
ナルシストじゃ在りませんよ?w
素直に、そんなおこるはずがない、いや、なかったことが、起こったことに感動したんです。
そのときに思ったんです。
「この世の中には、やるべきことがわからないために、もしくはやり方が見えてないために、自分で自分の限界を作ってくすぶっている人がたくさんいるんじゃないか」と。
そして、「その人たちの力を、自分も含めて最大限生かすことが出来たら、どれだけ面白いだろう」と。
これが今のキムラの夢が、経営コンサルタントって言うものになった大きなきっかけです。
あくまでその根っこにあるのは、「経営学がやりたいから」とか「コンサルタントになりたいから」、ましてや「大手コンサルティング・ファームで高給ウハウハ」とかってものじゃないです。(もちろん、高いお給料は、仕事における一つの大きな魅力ではあるでしょうが)
英語が出来なくて苦しんでいた頃のキムラのような、
「限界を作って損をしている人」に、上手く歩みを進めるためのヒントをあげたい、そんな仕事がしたい、という欲求です。
そういう意味では、今働かせてもらっている東進ハイスクール高円寺校での担任助手としてのお仕事は、とてもキムラにとって有意義なものです。
ヒントを与えるという仕事をする過程で、自分自身も色んなヒントを周りの色々な人からもらい、自分の見方をより洗練させられるからです。
一橋という大学にいることも、また幸せなことです。
一橋では、ゼミナール学習(教授と学生、学生と学生間での少人数双方向コミニケーションによる探究活動)を非常に重んじています。
日本でのゼミナール学習の発祥の地が一橋というのもうなづけます。
素晴らしい教授とのコミニケーションの中で、生きていくうえでのさまざまなヒントを得られる。
恵まれた環境に自分はいるのだなとたびたび思います。
もちろん、自分の専攻として経営学、特に中心的に学習しているのは、
・経営戦略論
・経営組織論
・会計情報等に基づく企業価値評価
といった分野ですが、あくまで自分は、経営学に限らない社会科学を学ぶことを通して、思考訓練を行っている一人の探求者だと思っています。
おそらく、そういう意味では、大学生も大学教授も、OLも社長さんも、モー○ング娘。も、そしておそらくこのいかめつくもアホらしいブログを眺めてくれている大多数であろう、あなたたち高校生の皆さんも、皆同じラインにいます。
勉強を通して、いや、生きることを通して、人は思考訓練を続ける。ただし、それは考えることをやめようとしなければの話。
自分の姿勢にプライドを持てる。
人との出会いを大切にする。
限界を設定しない。
そんな人間であれば、どんな風にだって、将来像は描けると思うし、たくましく生きて行けると思う。
とまぁ、社会にろくに出たことのない、イチ学生がほざいていますよw、と笑い飛ばしてくれてもかまいません。その批判が事実かもしれませんし。
しかし、それが事実とも限りません。おそらく。
おそらく、「そんなことはわからない」がこの答えとしては適格なのでしょうね。
それであれば、なおさら、ただ「生きる」だけですね。
さて、何か電波な方向に話が行きそうなのでこのあたりで筆を置かせてもらいます。
最後に高校生の皆さんへ。
進路選び、まだ進路が決まっていない人は大いに悩むかもしれませんが、お願いです、悩み「すぎる」ことのないようにしてください。
進路なんて、生きている限りいつまでも悩み続けるものだと思います。
大学に入れば就職がまっています。
会社(皆が皆ではないでしょうが)にはいれば、その中でどう生きていくかを模索し続けなければなりません。
進路選びのときに大切なことは、
How「どのようにして」「どのような」職業に向かっていくかでは在りません。
Why「なぜ」あなたがその仕事をしたいかです。
それを見誤らないでください。
なぜあなたは医者になりたいのか?人を助けたいから?人を助けることは医者じゃなくては出来ませんか?
「なぜ」そうなりたいのかがしっかりと自問した進路選びであれば、そしてあなたがそれ以降も自分の生きて生きたい姿を考え続けるのであれば、どんな進路選びも正解です。
自信を持ってその道を、「フラフラと」進んでいってください。
キムラはその道のささやかな案内役となれれば幸いです。
ではまた、後日。
次回予告!!
ずいぶんと今回はしんみりとした終わり方ですね。鼻で笑ってやってくださいw
第2回 「大学生活のシッポ」
乞うご期待!!!!
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ピーッ、という発信音のあとに、
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どしどしお寄せください!!
「木村プピの オー■ナイトニッポン」
のコーナーで、いくつかご紹介したいと思いますので、どうぞどうぞ。
投稿者 木村亮介 : 2007年06月21日 14:56
この記事に対する読者の投稿
一橋ですか・・・、羨ましい限りです。経営コンサル志望ならば 私の良い指針的存在になるかもしれません。更新頑張ってください
ちなみに私は三流私大一年生です(鬱)
投稿者 ニライカナイ : 2007年06月21日 16:07