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「ブスでも大丈夫」、サウジの「ミス品行」選抜
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MAY 08, 2009 08:19

「心がきれいでこそ女であり、顔ばかりきれいだからといって、女ではない」

1970年代初頭に流行した歌手ナム・ジンのヒット曲「心がきれいでこそ」の一節である。この歌の歌詞のように、顔ではなく心だけを見て美女を選ぶ大会がある。今年で2回目を迎えるサウジアラビアの「ミス品行」選抜大会がそれである。AP通信は9日から開かれる同大会の一風変わった美人選抜の基準やエピソードを紹介した。

「ミス品行」とは、サウジアラビアの全国各地から出場した候補らが、10週間共に生活しながらムスリム(イスラム教徒)の女性として備えるべき美徳についての評価がつけられるイベントだ。15歳から25歳のムスリム女性が参加でき、主要な評価基準は両親への親孝行や献身ぶりである。彼女らは、内面の美しさをテーマにした講義に出席した後、テストを受ける。母親と1日を共に過ごし、どのようなやり方で接触を持つかなども評価の対象となる。7月に、最後の優勝者1人と、2位の2人にはそれぞれ2600ドルや1300ドルの賞金と、商品を提供することになる。

候補らは顔やスタイルなどの外観については全く気にする必要がない。美人の基準はひたすら品行にのみ限られるからだ。実際、参加者らはイスラムの伝統に則って、公式行事に出るときは頭から足まで伝統衣装「チャドル」をかぶり、顔は絶対に外に出さない。出場者の中では太った女性も目に付くと、APは伝えた。昨年は参加者がわずか75人だったが、今年は200人ほどが応募し、サウジアラビアの女性たちの関心が一段と高まったものと見られる。

ミス品行はインターネットやテレビなどを通じて、欧米の大衆文化が最近、イスラム圏国家の間で広がるのに反発して生まれた大会だと、APは指摘した。同大会を立ち上げたカドラ・アルムバラク氏は、「女性のスタイルや顔だけを美人の評価基準とする、堕落したほかの国々の美人大会とは差別化を図った」と話した。

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