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フィギュア:キム・ヨナの日常に密着(上)

 高麗大学のキム・ヨナ(18)は最近、どこで何をしているのだろうか。エアコン、牛乳、自動車、柔軟剤、ミネラルウォーター…。テレビではキム・ヨナがさまざまな商品のコマーシャルに登場しており、ケーブルテレビではキム・ヨナが出場した世界選手権やアイスショー、また芸能番組の再放送が今も大人気だ。「フィギュアのクイーン」は今や、大韓民国で最も有名なスターの中のスターとなった。

 しかし、スポットライトを浴びていないキム・ヨナの日常はどうなのだろうか。今月6日、朝8時30分に自宅を出てから夜8時に帰宅するまで、キム・ヨナの一日をカメラに収めた。

◆「特別扱いはお断り」

 6日にキム・ヨナが京畿道軍浦市山本の自宅を出ると、警備会社の担当者が男女一人ずつぴったりとそばについた。すると、キム・ヨナはやや緊張した表情を見せた。普段はファンが殺到してもいやそうな顔一つみせないが、先月高麗大学を訪問した際に数多くのメディアが取材合戦を展開し、学生たちが回りを取り囲んでからは、マネジメント社のIBスポーツが安全確保に神経を使っている。

 キム・ヨナは自分が利用する車にもさほど気を遣わない。昨年まではIBスポーツの担当者が運転する車に乗っていたが、最近はスポンサーの現代自動車が提供するスターレックスを主に利用する。芸能人がよく利用する外国製の大型バンは、キム・ヨナの回りにはみられない。数日前、エアコンのCM撮影のために大関嶺に向かったとき、広告主が提供して一度だけ乗ったことがある。

 普段練習を行う京畿道華城のリンクを借りるときにも、一般の利用者に迷惑がかからないよう、昼食時間や夜の時間を利用することが多い。いまだに特別待遇には慣れないようだ。

成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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