大阪府の橋下徹知事は7日、全国知事会(会長・麻生渡・福岡県知事)について「たんまり預貯金があるのに、まだ税金を召し上げようとしている。やってることは国と一緒」と述べ、約30億円の留保金がある一方で都道府県から年約5億円の分担金を集める知事会を批判した。
この日、府議の府政報告会のあいさつで発言した。今年度の府の負担は約1800万円。担当者は「使い道に問題があれば、今後の支払いについて検討する」と話した。
橋下知事はまた、知事会の事務総長を総務省OBが務めていることにも触れ、「知事が集まって国と戦おうと言っているのに、ありがたく天下りが入ってきてる。何やってんだか」と疑問を呈した。