新型インフルエンザで、日本人初の感染がアメリカで確認されました。シカゴに住む日本人の６歳の男の子が、新型インフルエンザに感染したことが確認されました。男の子の容態は回復しているということです。

　「アメリカにいる日本人としては初めて（の感染）だと思うし、我が国全体でも初めてですね」（中曽根弘文 外相）

　外務省などによりますと、新型インフルエンザの感染が確認されたのは、シカゴ在住で現地の日本語補習校に通う６歳の日本人の男の子です。

　男の子は現地時間の５日、３８度以上の発熱があり、病院で検査を受けた結果、７日午前に病院側から、新型インフルエンザに感染していると説明がありました。

　男の子は入院はせず自宅で静養中ですが、すでに回復していて、家族に発熱などの症状は出ていないということです。

　男の子は週に１度、現地の日本語補習校に通っていますが、この補習校は９日土曜日の授業を臨時休校にすることを決めました。（08日11:11）