米在住の6歳日本人男児、初感染 症状は回復し「元気」中曽根弘文外相は8日午前の記者会見で、米国シカゴ在住の日本人男児(6)が、新型インフルエンザに感染したことを明らかにした。同日未明、家族からシカゴの日本総領事館に連絡があった。日本人の新型インフルエンザ感染が確認されたのは初めて。 男児は現在、自宅で療養中。河村建夫官房長官は同日午前の記者会見で「症状は回復しており、元気な状態になっている」と述べた。日本総領事館の広報担当者は7日(日本時間8日午前)、男児について「深刻な状態とは聞いていないが、確認中だ」と語った。 日本外務省によると、男児は幼稚園に通っており現地時間の5日、38度を超える発熱があったため医療機関で受診。検査の結果、7日に新型インフルエンザ感染が確認されたと連絡があったという。治療薬タミフルが投与され、平熱に戻っているという。 一方、南米のブラジル、アルゼンチン両国当局は7日(日本時間同)、それぞれ初のケースとなる感染者の確認を発表。感染は26カ国・地域で計2493人となった。死者はメキシコと米国で計46人。(共同) 【共同通信】
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