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2009年5月7日(木) 19:15 |
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乳児殺害の母親に10年求刑
去年7月、井原市内で出産したばかりの赤ちゃんを窒息死させ、殺人の罪に問われている母親の初公判が岡山地裁で開かれました。母親は起訴事実を認め検察は懲役10年を求刑しました。
殺人の罪に問われているのは、井原市笹賀町の青果店手伝い佐々木博美被告です。 起訴状によりますと佐々木被告は、去年7月23日、井原市内の自宅で男の子を出産し、その場で男の子の顔面を布製マットに押し付け鼻と口を塞いで窒息死させたものです。 7日の初公判で、佐々木被告は、男の子を出産し、死亡させたことは間違いないと起訴事実を認め、犯行の理由については、死亡させた時はとっさだったので何も考えていなかったとしました。 これを受け、岡山地検は、「人の命を軽視しており、犯行は冷酷非情」として佐々木被告に対し、懲役10年を求刑しました。 佐々木被告の判決は今月26日に言い渡されます。
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