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入国者109人分のリスト、東京・墨田区が放置

5月7日22時25分配信 読売新聞

 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)への水際対策のため、メキシコなどからの到着便の入国者全員に保健所が体調などを確認する「健康観察」の実施が遅れている問題で、東京都から墨田区に今月2〜6日に届いた109人分のリストが、連休明けの7日まで結果的に放置されていたことがわかった。

 区では、想定とは別の部署に届いたことなどが原因としているが、山崎昇区長は「あってはならないことで、深くおわびする」と陳謝した。

 区によると、区の担当職員らは連休中、区庁舎とは別の場所にある本所保健センターに詰めていたが、リストは区庁舎の区保健計画課あてにメールで届いていた。都からのメールはだれもチェックせず、7日に出勤した職員が気付いた。区は7日、対象者の健康観察を始めたが、今のところ、感染の兆候のある人はいないという。

 都では「どこに問題があったのか確認し、再発防止に努めたい」としている。

最終更新:5月7日22時25分

読売新聞

 

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