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積極性に関与する脳内たんぱく=マウスで発見−理研と北大

5月7日14時9分配信 時事通信

 脳だけに存在するたんぱく質「X11L」がないと、仲間と競争して餌を取り合ったり、侵入者を撃退したりする積極性が低下することが、マウスの実験で分かった。理化学研究所と北海道大の研究チームが7日までに米科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンスに発表した。
 自閉症や統合失調症の患者では、社会的な行動や関心が乏しくなる場合があるが、メカニズムを解明し、治療につなげるのに役立つ可能性があるという。
 X11Lは、神経活動を制御するさまざまなたんぱく質を、必要な場所に適切なタイミングで運ぶ役割がある。 

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最終更新:5月7日15時37分

時事通信

 

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