昭和は遠くなりにけり
頭脳警察です。大学紛争華やかなりし時代を象徴するバンド?で、なんたってロックアウトした大学構内でライブやって、前座が赤軍派のアジ演説だというんだから凄い。この映像は、1990年なので再結成時なんだが、そんなスタイルをよく伝えている。時には対立セクトが殴り込んで来たりする事もあって、ドラムじゃないのは、そういう時に担いでとっとと逃げられるように、らしい。このライブでも、演奏終了と同時に消えてますw
何度か「解散」しているんだが、最近では2001年に再再結成している。その時の映像。唯一のヒット曲?「コミック雑誌なんかいらない」
1986年というから、解散時の映像なんだが、Panta & Toshiでやってます。
さて、エンケンです。遠藤賢司。ずいぶん前なんだが、この人がTVでこの曲をアコギ一本で演ったのを見た事がある。凄かったです。何十万もするギターがボロボロになってたw 無駄に元気です。
一般的には、この曲で知られてますね。つうか、ずいぶん若いですw 1971年のTVドラマの映像だそうで、佐々木昭一郎さんのドラマ演出 で「さすらい」だそうで。
1970年の中津川フォークジャンボリー。伝説です。
この人も、まだやってます。なんでこんなに売れない人が続けてられるのか不思議なんだが、たまにCMもやってたりするので、業界人にファンが多いのだろう。つうか、おいら、学生時代、あがた森魚のコピーさんざんやってました。自慢にゃならんけど、たぶん、本人より上手ですw
あがた森魚は「赤色エレジー」がヒットしたんだが、儲けたカネをみんな、この自主制作映画に注ぎ込んで貧乏になってしまった。しかも、完成した映画は配給してくれる会社がなくて、長いこと、お蔵入りしていた。金儲けは下手なんだが、今でも不思議系少女とかに人気です。
さて、大トリはこの人で。1970年代には、どこの安酒場でも浅川マキのLPかけていたような気がする。映像は珍しいです。今でも活躍中です。
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遠くなりましたねぇ・・・ 昭和。
なんせ平成生まれが、もう社会人になってんですから。
そうこうしてるウチに、昭和生まれって、
年寄りの代名詞になるんでしょうねw
投稿 ジジイ | 2009/05/07 06:43
いつも拝読させて頂あぁきありがとうございます。 いやぁ驚きました。 忌野清志郎の件で過日マイミクの同期生と話していたら彼が頭脳警察を教えてくれました。 奇遇です。 植草さん共々頑張って下さいませ。
投稿 rica_ni_kanmuri | 2009/05/07 07:05
学生時代に頭脳警察のライブ観たことあります。銃を取れ歌ってたね。
吉田拓郎の前座で出てたと記憶してるけど。
渋谷の東急だったかなぁ、屋上じゃ無かったよ。
グループ名と歌のタイトルだけは忘れらんねぇ。
投稿 ひこうき雲 | 2009/05/07 07:49
一日5回くらい楽しんでおります。(笑)
私にとって、パンタさんと言えばイカ天審査員。
あがた森魚さんと言えば、ヴァージンVSです。アニメ好きなら知っているでしょうが、うる星やつらのエンディングや挿入歌でお馴染みでした。当時はテクノポップ流行でこんなバンドが出来たのでしょうが、メロディの良さに関しては、不変の彼の才能ですね。1983年の彼らのアルバム、NORIMONOデラックス(カセットテープ)未だに聞いてます。
ところで、清和会が旧田中派つぶしたのは本当なのでしょうか?二階堂さんに旧田中派の仇をとって欲しいなんてメールしちゃいました。(汗)
投稿 ヴァージンVS | 2009/05/07 08:17
いやーーーーっ。なつかすい~ツ。(絶句+涙)
あがたもりを久しぶりに堪能しました。(大感謝)
投稿 odinn | 2009/05/07 09:08
あがた森魚か・・・ いま考えたらすごい名前だな
投稿 フリーフォール | 2009/05/07 09:34
タイからです。出勤前の走り書き。
パンタさんは、NHK第一ラジオの若いこだまのDJをしていた時があると思う。
その頃は、政治的なメッセージ性が弱くなったとは言え、過激なロックは健在でした。
懐かしさがこみ上げる記事をどうもありがとう。
投稿 ぐりぐりももんが | 2009/05/07 09:40
「新橋ZZ」ってすぐ満席になっちゃうライヴバーがありまして。
投稿 行き行きて | 2009/05/07 10:05
ヘッセの詩を歌ったPANTAの「さようなら世界夫人よ」は名曲です。リーマン・ブラザーズが潰れた日に、小沢一郎の秘書が逮捕された日に、何度も繰り返し脳内再生しました。
http://www.youtube.com/watch?v=yFOKvRqvcbk
http://www.youtube.com/watch?v=U7uuyWwua10
先日NHK-BSで吉田拓郎の引退ツアー番組(?)があったんですけど、その中で「コンサートに呼ばれて行って頭警のあとに出たりするんですよ、あの時代は面白かったけどもう二度といやですよ」なんてことを言ってました。
客としても同意します。頭脳警察も忌野清志郎も好きだけど、無防備都市宣言とか憲法九条とかいうお題目をコンサート主催者から訴えられるとちょっとしんどい。
芸術は人のこしらえた垣根=性別や民族や宗教や思想を越えるかもしれないけど、革命はまた新たな革命で覆るわけで、単純なプロパガンダは時代やセクトを越えられず、年金暮らしの共産趣味者や社会趣味者の懐メロになるだけ。そして彼らの積み立てた年金は国際金融資本が高利回りを狙って運用して世界の経済秩序を破壊した挙句に自爆してしまう。なんという皮肉。
投稿 URCレコメンテーター | 2009/05/07 10:21
懐かしいです、選曲もいいですねー
同時代生きてきて、まだまだ昭和、遠くに感じない、
まだその記憶の中にいるような呆けた小生であります、、
乱魔堂 も思い出してあげてください。
洪栄龍、すさまじいギター弾き
ハードなギターは他に類無しかな
投稿 春一番 | 2009/05/07 10:48
もう30年位も前になりますが「日活撮影所祭」に遠藤賢司氏が出演して客が静まりかえってしまったことがありました。
「東京ワッショイ」で元気よく合いの手を入れたのは私一人でした。
関係ないけど 小坂忠の「気関車」をあげてください。
投稿 蒼 | 2009/05/07 11:21
全然リアルタイムじゃねぇですが…
銃を取れ好きです。
以前、パンタさんが対談形式の連載を持っていた某悪趣味な雑誌(笑)で
今でもアー●ー○▲×携帯して防刃ベスト着てるって言ってましたよ。
危ねーからなって。
投稿 薬試寺教授 | 2009/05/07 11:41
あがた森魚さんといえば、因縁浅からぬ漫画雑誌「ガロ」ですが。
「ガロ」で活躍された漫画家、やまだ紫さんが先日亡くなられたそうです。
あまり目立った活躍のあった方ではありませんでしたが、素晴らしい作品を
数多く残されております。
せめてその魂が安らかでありますよう。
投稿 材木屋の二階 | 2009/05/07 11:46
>儲けたカネをみんな、この自主制作映画に注ぎ込んで貧乏になってしまった。
ガロ読み始めたのが遅かったので、あがた森魚といえばオートバイ少女って感じッス。
投稿 deadman | 2009/05/07 12:07
森魚さんおなつかしや~。赤色(せきしょく)エナジー、懐かしいです。これと『昭和枯れすすき』を夜中に真っ暗な部屋で聴いてたら、日本のニート君の半分位は死んじゃうだろーなー・・・なんてことをふと考えちゃいました。僕らの世代だと涙ちょちょぎれますけど、『死』よりも『生』を強く感じさせる名曲ですね。
あ~来年50だよ。(^O^)/
投稿 研磨屋 | 2009/05/07 12:36
私、ど頭のずけいのライブ、現場で見てました。寒かったです。
日付は1990年11月12日(月)、今上天皇即位礼の日です。
(ようつべではoct.12.1990とありますが、novです)
場所は京都にある某大学のキャンパス内です。
こんときのチラシが手元にあるので、文言を一部転載しますと
超「非国民」集会PART.2
「即位の礼」によるロックアウト粉砕!
頭脳警察 パンタ&トシ !!LIVE
もちろん無料や! キミモキテミソボクモイクミソ
時間-集会11時、LIVE-午後1時
とか書いてあります。
こんときは朝霞駐屯地でのライブ(ライブ盤ライブインキャンプドレイク)
の翌日で、パンタがなんかのインタビューで
”埼玉から京都まで徹夜でトバして行った”とか言ってました。
ロックやねぇ。
映像にある後ろの建物の裏は通り挟んで京都御所です。
んなとこで、パンタは”紀○さんの顔見てナニをカイタ”(by 悪たれ小僧)
とか歌ってました。
パンクやねぇ。。
私もテレコでカセットに録音していたのですが、120分テープのせいか
いまや切れてしまってます。
昭和やねぇ。。。
投稿 大きいお友達 | 2009/05/07 12:42
大学ノートの裏表紙に さなえちゃんを書いたの
一日中かかって一生懸命書いたの
でも鉛筆で書いたから
いつの間にか消えたの
大学ノートの裏表紙の さなえちゃんが消えたの
もう会えないの もう会えないの
二度と会えないの
私もリアルタイムじゃなかったのですが、前職の仕事柄なんとな~く覚えました。
かわいらしいやらせつないやら、なんだか耳に残りました。
清四郎さんのロック葬のニュースで仲井戸さんお見かけしてふと思い出しました。
投稿 うなぎパイ犬 | 2009/05/07 13:46
頭脳は初期はT-REXと同じアコースティック編成でしたね。
赤軍派結成宣言の「世界革命戦争宣言」をそのまま曲にしてたのには驚いたなあ。
投稿 もーらんど | 2009/05/07 14:01
東京の人にはなじみが薄いかもしれませんが、憂歌団なんかどうでしょう。ボーカルは在日の木村さん、歌うは「パチンコ」。どうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=CL8W8VGWKwc
弱ったなあ。ネット右翼怒らせちゃったよ。
それにしても、岡林信康の「手紙」、「チューリップのアップリケ」など当時の名曲はネット右翼の神経逆なでするようなのばっかですな。
http://www.youtube.com/watch?v=ovxkY0HJLuk&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Pw4uN52SytE
投稿 じろう@みんな貧乏が悪いんや。 | 2009/05/07 14:51
うわー、なつかしすぅ~なぁ~
『マラッカ』、『つれなのふりや』は、名曲だぁ!!と思っていた、
ませた小学5年生でしたw
投稿 Lets通風 | 2009/05/07 16:47
panta=頭脳警察というイメージが強いですけど,panta & HAL時代が音楽的に一番充実していたと思います。
「つれなのふりや」がCMに使われたりしてました。
嗚呼懐かしい。
http://www.youtube.com/watch?v=0KeYALccJhM&feature=related
投稿 紋次郎 | 2009/05/07 17:12
秋篠宮殿下は、以前、浅川マキが好きだと仰っていた記憶があります。
(インタビューか何かで)
確か学生時代の頃かと。なかなかシブ好みだなと思ってました。
投稿 越中 | 2009/05/07 19:37
日本の黎明期から80年代のプログレは
へんてこな日本語の歌詞を歌っちゃったのと
下手っぴな英語の歌詞で歌っちゃったのが大きな過ちだったような。
最近では、日本のプログレ・インストバンドが海外で活躍していて
なんかうれしい。
アフィの本を見てついw
投稿 Miyupika | 2009/05/07 20:38
泉谷しげるが野音だったか日清パワステだったかで
「『低能警察』とか『ゲロ(ガロ)』ってのをやろうとしたら、
本物が来ちまったぜ」
って言って、頭脳警察が出てきた事がありましたね。
ゲロはそのまま「吉田は名前が嫌だって言ってんだけどよ」と
言いつつ何人かで演って、それが後の『下郎』になったと。
でもその『ゲロ』の「野良犬」の間奏は、アコギでこれだけ
迫力のある音が出せるのかー!って鳥肌もんでしたねぇ。
……昭和は遠くなりにけり。
投稿 通りすがりの | 2009/05/08 02:19