2009年05月07日(木)
新型インフルの相談237件 山梨県
海外で感染が拡大する新型インフルエンザについて、大型連休中、山梨県に寄せられた相談件数が237件に上ることが7日、分かった。
新型インフルエンザは、日本での感染は確認されていないが、海外では24カ国、2千人以上の感染が確認されている。山梨県では、保健所の「発熱相談センター」で相談を受け付けている。
県のまとめによると、4月29日から5月6日までの大型連休中の相談は237件に上り、相談のほとんどが「渡航歴はないが、発熱やせきなどの症状があり受診したい」といった内容だった。新型インフルエンザへの感染が疑われる内容はなかった。
一方、感染が拡大しているメキシコ、米国、カナダから5日までに帰国した県内在住者91人が、保健所の健康観察を受けているが、全員、体調不良などは訴えていない。
都内の病院で指摘されている診察拒否の問題を受け、県は初期診療協力医療機関の15の病院に対し、通常の診察をするように文書で求めた。
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