着服総額は172万円 JAたむら、男性職員を懲戒解雇
JAたむら船引支店(田村市)の共済担当の30代男性職員が共済掛け金を着服していた問題で、同JAは1日、最終的な被害者数は当初発表より32人増えて45人、着服総額は約41万7000円増の約172万3000円になったと発表した。
同JAは同日までに、男性職員を懲戒解雇した。男性は被害額全額を弁済しており、同JAは「社会的制裁を十分受けた」として刑事告訴を見送る方針。
同JAは船引支店長、副支店長を降格処分、金融共済部長ら職員計8人を減給1−3カ月などの処分にした。安藤善凱組合長ら常勤役員4人は、報酬月額の10%を3カ月間、自主返納する。
(2009年5月2日 福島民友ニュース) |