潮凪 洋介

雑誌やWebをはじめ、多数執筆有り。リアル恋愛エッセイの著作は国内外16冊にのぼる。

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掲載日: 2004年 04月 10日

なかなか抜け出せないバッドスパイラルから脱出! 「都合のイイ女」的人生を絶つ!

4.キタ!アバンチュールクラス(火遊びコース)だ!

●アバンチュールクラスとは?

やるだけの都合のいい女。もしくは、精神的にもささえあっているが、基本的に「夜会って、Hをして、夜別れるような相手」。

アバンチュールでもいいから寂しさを紛らわしたい・・という心の不安定な女性を男性は探している。夜の街、クラブ、出張先など、既婚、未婚に隔てなく、機会を狙っている。

ジャンルとしては「継続的関係」と「1回っきり=性欲の捌け口」の2種類を考えています。但し、多くの男性は、「揉め事」を嫌うので、「女性が勝手に惚れてくれて、前のめりになってくれる」パターンが好きです。


女性として、目指すは1です。そうなるには自尊心を高めることが大切です。自尊心を高めるには、「自分の意志でヤリタイ!と思った無理目なことを、実際に体を動かして1つ1つ実現してゆくこと」で形成されていきます。

               


●はじめは、みんな同じステージ!


男性は、出会ってまず1.2.4と3(フレンドクラス)に大きく女性を区別をします。つまり「女性としてみるか、みないか」という判断です。多くは3のフレンドクラスになります。

望まないのに4になる人は最も「不幸なスパイラル」にハマります。

一度そういうパターンを繰り返すと「安〜い女のオーラ」を発してしまい、ずーっとそういう目で男性に見られてしまいます。

「この子は、付き合おう〜って嘘ついて2〜3ヶ月Hしつづけても、うまくフェイドアウトすれば、まったく問題なさそうだ。その間、定期的で安定したSEXが確保できるし、寂しさもまぎれるし、いっちょ口説いとこうかな」

というノリで二股三股をかけるのが、普通の遊び人のすることです。実際にこういう男性にひっかかる女性が大勢いることは確かです。

大抵悩んでいる女性の多くはこの4の状態になっています。男性からの釈明を鵜呑みにして、美化していますが、「アバンチュール(火遊びコース)」のキャストになっていることに気づいていません。


●「私は高嶺の花よ!」何度も自分に言い聞かせることが大切!


高嶺の花といっても、いつも「ツン」としているということではありません。「肉体関係」を迫られたときの対応として「高嶺の花」を貫くことです。とくに本命にしたい「男性」の前では、そうです。「その場のムードで、アレアレ〜」っていうのは厳禁です。

それはいいムードになって、キスをしようとした瞬間、きちんと付き合うという誠意を伝えてくれるまでは、してはいけません。そういう身持ちの固さが、将来的なその男性からの「愛され方」すら左右します。

「軽い」はじまりだった女性には、男性は、「軽い」対応をします。


           

最期に下記の必勝パターンのセオリーをもう一度頭に叩き込んでいただきたいと思います。


「本命にしたい男性の前では身持ちを固くせよ!それで貴方を嫌いになるようでは、相手の男性の決心は固まっていない。もしそんなことでそいつが怒るならそれは貴方とヤリタイだけだ。本当に貴方のことが好きならば、付き合うって決めてから順番を追ってHすることに同意しないわけがない。男の気持ちが本当ならば、たとえ付き合うと決まってから、一晩や二晩一緒にいて、Hなんかしなくても気持ちが冷めることはない。それどころが逆に「気持ち」が燃え上がるのが男の性だ。しかし貴方自身が雰囲気で即Hをするのが辞められない場合がある。その場合は「本命意外のどうでもいい男」とだけ即Hをやるようにしよう。」


これが、友人としてもっとも大事な女性に対する本音のアドバイスの言葉です。

男の言い訳に納得して安眠をしていてはいけません!「都合のいい女」でいるうちは「本当の出会い」を得たとはいいません。是非、「本命」を無事勝ち取って頂きたいと思います!

それではまた次号にて!
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