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	大阪の女性に一時「新型」の疑い　詳細検査で香港型と判明
	大阪の奨学金滞納額ワースト　本格的に回収作戦
	女子高生殺害事件から１年　母親が現場に献花
	郵便局強盗をスピード逮捕　和歌山市
	長～いゴールデンウィーク明けて…
	中国籍の女が不法入国認める　脱北日本人妻の「娘」偽装

最終更新日時：2009年5月7日 19:52

大阪の女性に一時「新型」の疑い　詳細検査で香港型と判明

大阪市の会見（午後６時半）

大阪の女性から、新型インフルエンザと同じ「Ａ型」の陽性反応が出たため、大阪市が精密検査を行ないました。
大阪市在住の１０代の女性は５日までカナダに滞在し、韓国経由で関西空港に帰国しましたが、６日朝から発熱などの症状が出たということです。簡易検査をしたところ、新型インフルエンザと同じＡ型ウイルスの陽性反応が出たため、大阪市立環境科学研究所で検体の精密検査を行ないました。その結果「香港型」と判明し、新型ではないことがわかりました。

ところで大阪府の橋下知事は、新型インフルエンザの毒性などについて国からの情報が少なく、どのような場合に休校や外出の自粛を求めるかさえ都道府県任せにされていると不満を漏らしました。
「こういうところだけ都道府県まかせ。日本全体で新型インフル対策をするんだという意気込みが、厚生労働省からは感じられない」（橋下知事）。
知事は、全国の自治体で作る組織が国に支援を求める緊急要望を近く出すことを明らかにしました。

( 2009/05/07 19:43 更新)

大阪の奨学金滞納額ワースト　本格的に回収作戦

「作戦室」の看板を掛ける橋下知事

奨学金の滞納額が５０億円にも上り全国最多となっている大阪府育英会が、本格的な回収作戦に乗り出しました。
「入学資金のご返還のご案内で電話したんですけど、いかがでしょうか…？」と督促の電話に追われるのは、大阪府育英会の「ゼロ作戦室」です。奨学金返済の督促をする職員たちを７日朝、橋下知事が激励に訪れました。大阪府育英会では高校生や専門学校生に奨学金を貸していますが、社会人になって返済能力があるのに返さない滞納者が増えていて、３月末時点での滞納者は３万５０００人。滞納額もこの１０年で増え続けてついに５０億円に到達し、全国ワーストです。
そこで採用されたのが…「銀行員生活３５年、長く債権回収に携わってまいりました！」「借りたものは必ず返すという当たり前の約束事を守っていただきます！」と口々に決意を述べる金融機関ＯＢたち。育英会では、債権回収のプロたちとともに本格的な回収に乗り出すことにしたのです。
「大阪というのは何から何まで恥ずかしい状況。僕も（奨学金を）返しましたんで、みんなも返さなきゃいけないと言っていきたい」（橋下知事）。
育英会では、３年間で８億５０００万円の回収増を図ることにしています。

( 2009/05/07 19:51 更新)

女子高生殺害事件から１年　母親が現場に献花

事件現場（舞鶴市）

去年５月、京都府舞鶴市で起きた女子高校生殺害事件から７日で１年になります。遺体が発見された現場を被害者の母親が訪れ、冥福を祈って花束を供えました。
京都府舞鶴市の高校１年生・小杉美穂さん（当時１５）の遺体が発見された現場には、被害者の母親が警察官に連き添われて献花に訪れ、美穂さんの冥福を祈りました。午後には、現場保存のために覆われていたブルーシートが警察によって１年ぶりに取り外され、捜査関係者や住民が参加して慰霊祭が行われました。現場を訪れた伊藤憲一・舞鶴警察署長は「こんな悲惨な事件は２度と起こらないように地域住民と共に治安を守りたい」と話しました。
美穂さんは、去年５月６日の深夜に自宅を出たまま行方がわからなくなり、翌々日の８日明け方に遺体となって発見されました。京都地検は、遺体発見現場付近で美穂さんを襲い、殺害したとして、近くに住む無職の中勝美被告（６０）を先月、殺人などの罪で起訴しました。中被告は一貫して容疑を否認しています。

( 2009/05/07 19:50 更新)

郵便局強盗をスピード逮捕　和歌山市

約２７０万円を奪って逃げようとしたが…

７日午前、和歌山市の郵便局に男が押し入り、現金約２７０万円を奪って逃げようとしましたが、駆けつけた警察官に現行犯逮捕されました。午前９時４０分ごろ、和歌山市直川の和歌山鳥井郵便局に、目だし帽にヘルメットを被った男が押し入りました。男はカッターナイフを局員に突きつけ、「金がいるんや、ここに金を入れろ」とナップサックを差し出し、現金約２７０万円を奪いました。しかし通報から５分後、近くの交番から警察官２人がかけつけ、郵便局から出ようとした男を現行犯逮捕しました。事件現場にいた近くの男性は、「（逮捕の時、男は）はおとなしい様子。観念している感じだった」と話していました。逮捕されたのは和歌山市の無職・井澤昭広容疑者（３９）で、警察では詳しい動機について調べています。

( 2009/05/07 14:19 更新)

長～いゴールデンウィーク明けて…

いつも通りの出勤風景が戻った（大阪市内）

長い連休が終わり、７日から仕事という方も多いと思います。大阪のオフィス街にも、久しぶりに活気が戻ってきました。７日朝、大阪市北区の淀屋橋ではサラリーマンやＯＬが出勤を急ぐいつもの風景が戻ってきました。世界的な不況と新型インフルエンザの流行のなか、ゴールデンウィークの過ごし方も人それぞれだったようです。「屋久島と自分の田舎へ。命の洗濯ができました」、「派遣なのでゴールデンウィークになると、やっぱり給料も少なくなるんで、家でおとなしくしてたんですけど」「九州へ。最果てまで行っても、（高速料金）１０００円やから、それがグーよ。また仕事頑張ろうかなと思ってます」といった様々な声が聞かれました。

( 2009/05/07 12:38 更新)

中国籍の女が不法入国認める　脱北日本人妻の「娘」偽装

金被告は「間違いありません」と罪状認める

脱北した日本人妻の娘になりすまし、日本に不法入国したなどとされる中国籍の女の裁判が始まり、女は起訴事実を認めました。入管難民法違反などの罪に問われているのは、中国籍の齋藤弥生こと金孝女（キム・ヒョニョ）被告（４４）です。起訴状などによると、金被告はことし２月、成田空港から不法入国して東京などに不法滞在したほか、虚偽の申請をしてパスポートを不正に取得しようとしたなどとされます。この事件では、在日朝鮮人の夫と北朝鮮に渡り、脱北した日本人妻が、金被告らの入国を助けたとして逮捕されました。７日の初公判で、金被告は不法入国・不法滞在の罪について、「間違いありません」と起訴事実を認めました。一方、検察側は冒頭陳述で「金被告は中国人ブローカーを通じて脱北日本人妻と知り合い、日本人妻の死亡した実の娘になりすまして、日本と中国の行き来を繰り返していた」と指摘しました。

( 2009/05/07 12:27 更新)

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