血液型別の本がベストセラーになる中、今度は前代未聞の血液型別のクラシックアルバムが20日に発売されることが6日、分かった。
血液型指南の著書を出している神田和花氏(31)が、アラサー(30歳前後)の女性を対象に「悩みの解決策」を意識して監修。各血液型の女性の特徴に合わせクラシックの名曲を選曲した。発売元のユニバーサルミュージックは「血液型の本や血液型別のドラマが放送されており、音楽×血液型という企画がなかったことに気付き、それぞれの血液型の女性が抱えがちな悩みの解決策として『聴くサプリ』になればと提案しました」と話した。
A型女性は「自信が持てる」、B型は「イライラを忘れる」、O型は「ポジティブになれる」、AB型は「楽観的になれる」が、それぞれのキーワード。監修を務めた神田氏は「私の中で、血液型別の女子の人物像がはっきりしていたので、今回の相談を受けたとき、即座に『可能です』とお答えしました。彼女たちが落ち込んでいるとき、音楽をきっかけに、自宅でお金をあまりかけない方法でお手伝いしたいという思いから選曲しました」と解説した。
日本赤十字の統計によると、日本国民の血液型を大まかに分類するとA型が約40%、O型が約30%、B型が約20%、AB型が約10%だが、アルバム初版枚数は各型とも同じ枚数。型別の売り上げとともに、血液型占い好きの女性に話題になりそうなアルバムだ。