2009-05-06
■ヤンデレ
なんかグダさんが
http://d.hatena.ne.jp/amamako/20090505/1241495829
に武力介入とか言ってるので、ちょっと見てみた。
俺の中の至高のヤンデレは、
「おにいさまへ…」の信夫マリ子なわけですが。
やっぱり出崎統は最高だね!
多分、天原誠さんやヤンデレブームで「ヤンデレ的なもの」を知った人間には
ヤンデレの原点というものに触れる機会がないのでしょう。
ヤンデレの本陣は歴史的に見ても、むしろ少女漫画にあるわけで、
元々は女性の「共感」から生まれたものと考える方が自然でしょう。
男性だったら、そこで自閉症的解決(=deathnoさん言うところの「寛容」、あるいは脳内恋愛)
を取れるが、
大半の女性はそれを爆発されるか伝える対象を変える(他の男に乗り換える)かするわけである。
天原さんがあまりないと言っている、
>「一度病的に自分のことを好きになるが、
>突然理由もなしにその好きになるのが止まってしまう」というタイプ
というのが結構います。
彼女の「病み」は
父親とコミュニケーションを取れないことへの代償なわけで、
そこらへんを考えれば、
ヤンデレというのは根源的にボーダーライン的なものと言ってもいいかもしれない。
そういう症例の存在を知っていたのだろう。
だとすれば、ヤンデレの狂気というのは
相互理解不可能性などではなく、
むしろ天原さんの言う「コミュニケーション」への飽くなき挑戦なのだ。
そう、ヤンデレの狂気とはつまり
>僕が話を聞きたいというエゴに基づいて、「狂気」なんてものは否定するのだ。
>「これは『分かる人』にしか聞かせられないよね〜」という声に対して反逆する。
>相手が嫌がっているところに無>理矢理押しかけていって、喧嘩を吹っ掛ける。
ことなのだ。
深夜3時に「話を聞きたい・聞いて欲しい」という理由で3000字以上のメールを
何十通もやり取りさせられる
というのがあるそうだ。
この行動自体が狂気だが、メールをちょっとでも返さないと、
さらに「見捨てられ不安」という狂気に晒されるらしい。
コミュニケーションを渇望している。
もし、その事態に自閉症的解決が出来ていないならば、
・余談
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- 2009-05-04 好きな人に好きと言うために 3/50 6%