米、保管核弾頭の削減に反対 ロシアとの新軍縮条約で【モスクワ5日共同】米国のガテマラー国務次官補(検証・順守担当)は、インタファクス通信に対し、ロシアと交渉中の第1次戦略兵器削減条約(START1)に代わる新たな核軍縮条約について、ミサイルから外して保管している核弾頭は削減対象にすべきでないとの考えを示した。同通信が4日報じた。 これにより、オバマ政権もブッシュ前政権と同様、新条約では削減対象を、実戦配備されている核弾頭に限るよう変更を求めていることが判明。START1に比べ、新条約は軍縮面で一定の後退につながる可能性も出てきた。 核軍備で劣勢のロシアは昨年末、こうした米国の要求に対し、核管理体制を揺るがし、米ロ関係を損ないかねないと非難している。 【共同通信】
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