5/3
|
日比谷で行われた、いわゆる護憲派の大きな集まりに行ってはみたのだが、いつもながらあまりにセンスが悪くてぞっとした。全体的に中高年向けのテレビ番組といった雰囲気だった。ゲストスピーカーが話していることはそれなりに理解できる話なのではあるが、いま憲法問題から遠い人たちをひきつける要素などみじんもない感じだった。教育基本法が変えられた時に一連の集まりがあったが、そこに来ていたのと同じ政治家が来て話しているのを見ると「もうだめだ」という気になった。来ていた人たちの中には、何十年も昔のフォークソングのようなのを今だにやっていた人たちがいた。これは、私にとっては始まる前の待ち時間を苦痛を与えられることでしかしなかった。あれで人を惹きつけられると本当に思っているのなら、かなり希望はない。参加者が各団体ののぼりを持ってきて、ただ大声で叫びながら町を練り歩いても、関わっていない人たちにアピールするにはむしろ逆効果だろう。かといって代替の手法を提示せず考えているのもなんだが、今後、今までどおりのやり方で「運動」をしている限り、希望はないのではと思った。絶望しか感じない。 |
トラックバック(0)
トラックバック先の記事
- トラックバック先の記事がありません。