2006年05月27日
ディズニーランドとマイケル・ジャクソン
ジャクソンさんは「私は日本の古くからの友達に会い、多くのファンにあいさつすることを楽しみにしている」とのコメントを発表した。日本滞在中、児童養護施設を訪問したり、東京を観光したりし、実業界のメンバーとも会うという。(時事通信 5月26日)
マイケル・ジャクソン氏は、過去に二度、東京ディズニーランドに来園しています。
今回も「観光」のスケジュールのなかにディズニーランドが含まれているとうれしい、私はそう思っています。
私が再訪して欲しいと思う理由は一つです。
それは「マイケル・ジャクソン氏にはいつまでもディズニーランドのリピーターであって欲しい」と願っているからです。
マイケル・ジャクソン氏の過去のディズニーランド体験が「素晴らしかった」からこそ、氏はリピーターでいてくれるのであり、その氏の体験を「素晴しい」ものにしたのは、ディズニーランドのキャスト達による「おもてなし」そのものであるのです。
そして、その「キャスト達」には私も含まれています。そうであるからこそ、氏がディズニーランドのリピーターであり続けて欲しいと願っているのです。
今日はマイケル・ジャクソン氏が来園した時の話と「ディズニーランドと芸能人」の話を少しだけさせていただきます。
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2006年05月22日
CS(顧客満足)とホスピタリティの関係@
どうでしょう、5月も半ばを過ぎ、そろそろ「迷い」が生じてきた頃ではないのでしょうか。
「ホスピタリティ? 学べば学ぶほど分からなくなってきた」
「ホスピタリティ? 実社会で本当に役に立つの」
このような「迷い」ではないでしょうか。
残念ながら、その通りである、と申し上げるしかありません。つまり、学校で教えるホスピタリティは理論にすぎず、実社会ではほとんど役にはたたないものと私は断言いたします。
今や、インターネットを使えば、ホスピタリティに関するたくさんの論文や商品(研修や講演など)が検索されまれます。ヤフーのウエブ検索では、なんと!ヒット数は48万件です。
確かに、ホスピタリティという言葉がよく使われるようになってきたのは事実です。
しかし、です。
それでは、いったいどれだけの人がホスピタリティの意味を知った上で使用しているのでしょうか?
ホスピタリティに関する「協会」も複数存在しますが、ホスピタリティの定義や中身(構成要素)は統一されているのでしょうか?
ホスピタリティについて語る講演講師も多数見受けられますが、「元」「基本」となるホスピタリティ理論は同じでしょうか。
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2006年05月09日
「国家の品格」とディズニーランドのホスピタリティ
競争と格差社会について考えてみたいと思います。
ディズニー出身の私が出した結論は以下の通りです。
「競争至上主義に基づいた組織運営を長期間にわたり推進すると、企業も社会も必ず衰退する」ということです。
所得格差、教育格差、希望格差など格差もいろいろですが、ここでは職場内の総合的な実力格差(スキル格差)を取り上げてみたいと思います。
それではなぜ、格差が生まれるのでしょうか。簡単に言えば格差=差とは「自由競争」の結果といえるでしょう。
自由に競争させれば結果に差が出ます。勝つ人と負ける人が生まれます。
ゴルフを考えればその当たり前のことがよく分かります。
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