Print this Post Article Lists Back

中国の前駐韓大使、領土紛争担当部署トップに

 中国外務省が隣国との領土紛争を担当する部署として新設した「辺界海洋事務司」の司長(局長級)に寧賦魁前駐韓大使が任命された。

 辺界海洋事務司は中国の国境地帯や海上での領土紛争を担当する部署。中国はロシア、北朝鮮、ベトナム、インドなどと国境を接しており、東シナ海、南シナ海など海上でも日本、フィリピンなどと領有権紛争が存在する。

 寧前大使は北朝鮮の金日成(キム・イルソン)総合大朝鮮語文学部出身で、韓国と北朝鮮の双方に勤務経験がある特殊な経歴を持ち、流ちょうな韓国語を話す。駐カンボジア大使、北朝鮮担当大使などを務め、2005年に第4代駐韓大使に任命され、昨年10月に離任していた。

北京=崔有植(チェ・ユシク)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る