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高齢化が進む日本(上)

 先月28日午後、東京郊外にある東中野小学校を訪問した。閉ざされた校門の向こうに見える掲示板には、「ありがとう。さようなら。東中野小学校」と書かれたポスターが貼られている。そのすぐ横の石碑には「1932年に開校したこの学校は、2009年3月31日をもって廃校する」と刻まれていた。

 運動場に人影は見えない。廃校前からあった鯉のぼりだけが風に吹かれていた。

 この地域で若い住民が減り、児童生徒の数も100人前後にまで減少したことから、東京都は同校の廃校を決め、児童たちは近くにある三つの学校に転校した。周辺住民の松山さん(75)は「地域住民、卒業生、父兄らの誰もが廃校に反対したが、少子化いう時代の流れには逆らえず仕方がない」と述べた。

 この学校のように廃校した小学校の数は東京都内だけで2007年は10校、08年8校、09年には5校に上った。総務省は5日、15歳未満の子どもの数は1714万人で、1年間に11万人減少したという統計を発表した。28年連続で減少が続いている。日本の小学生の数は1981年に1192万人だったが、07年には713万人に減った。

東京=キム・ミンチョル記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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