2009年5月6日 20時7分更新
ことし8月、NHKの総合テレビなどで放送を予定している広島をテーマにした番組のドラマのロケが6日、真庭市にある古い小学校の校舎を使って行われました。
この番組は、原爆が投下された昭和20年、広島市にあった広島県立第一高等女学校の生徒たちが書き残した日記帳をもとに、当時の少女たちの思いや日常の姿をドラマやインタビューで伝えるものです。
6日は、このうちのドラマ部分の撮影が、当時の雰囲気を残す岡山県真庭市の遷喬小学校の校舎を使って行われ、女学校の生徒たちが登校してくる場面や校庭につくられた防空壕への避難訓練のシーンなどが撮影されました。
6日は、地元の中学生などもエキストラとして出演し、入学してからわずか120日で多くの生徒が亡くなった女学校の生活を真剣に演じていました。
このドラマはNHK総合テレビと衛星ハイビジョンでことし8月に放送される予定です。