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大阪女児遺棄:車にシートで目隠し 運搬時、工作か

 大阪市西淀川区の市立佃西小4年、松本聖香(せいか)さん(9)が遺体で見つかった事件で、府警の調べで、一緒に逮捕された小林康浩容疑者(38)と知人の杉本充弘容疑者(41)とみられる2人が6日夜、自宅マンション前で乗用車の窓に日よけシートをあてているのを住民に目撃されていたことが分かった。2人は同日夜、聖香さんの遺体を車で奈良市の山中へ運んで埋めたと府警に供述しており、車内が見えないように工作していた可能性がある。

 近所の主婦によると、6日午後8~9時ごろ、マンションの玄関前に停車していたセダンタイプの車の前で、両容疑者とみられる2人が、助手席や後部座席の窓に、吸盤のついた日よけシートを張ったり、はがしたりしていた。主婦は「シートをなぜ夜に使うのか不思議に思った」と話している。

 小林容疑者は杉本容疑者の車で行動を共にしているのが頻繁に目撃されていた。

毎日新聞 2009年4月25日 2時30分

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