成田空港に到着し、マスクを着けて入国手続きに向かう乗客=6日午後 厳戒の成田で帰国がピーク 「マスク姿は日本人だけ」新型インフルエンザの水際対策が続く成田空港では6日、大型連休を海外で過ごした人たちの帰国がピークを迎えた。到着ロビーは、大きな荷物を抱えたマスク姿の家族連れやカップルで混雑した。 成田国際空港会社の推計では、6日だけで約4万6000人が帰国の見込み。韓国への家族旅行を終えた東京都渋谷区の大学生石井香名さん(21)は「出発の時は不安だったけど、現地でマスクをしているのは日本人だけだった」と拍子抜けした様子。 留学先のメキシコから直行便で帰国した千葉県船橋市の大内節子さん(25)は「メキシコではマスクをしている人は少ない。家族が心配しているので仕方なく帰ってきた」。 米ニューヨークから帰国した東京都町田市の医師沢田名美枝さん(38)は「現地でマスクをすると周囲から奇異の目で見られた。(新型インフルエンザは)潜伏期もあるので、水際対策に加え、追跡調査が重要だ」と話した。 【共同通信】
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