Wellco 株式会社ウイルコ
ニュースリリース
2009/1/23
株式会社ウイルコ
今般の低料第三種郵便制度の件につきましては、関係の皆様方には多大なるご迷惑をお掛け致しましたこと深くお詫び申し上げます。 外部有識者による調査報告書に指摘の通り、注意義務においてまた倫理法令遵守の取組みが結果として不十分であったと深く反省致しております。 今後につきましては、社会全般からの信頼の回復と獲得に努めるべく、規則・法令の遵守はもとより、 道義的・社会的責任を果たしていくことを当社の最重要課題として掲げ、すべての役員・従業員で取り組んでいく所存です。

具体的な取り組みの内容は以下のとおりです。


1. コンプライアンス体制の強化
①法務部の新設
昨年12月1日付けで、コンプライアンスの独立した専門組織として、法令、社会規範・企業倫理の遵守機能強化を図るため、経営企画部法務室を法務部として新設しました。
②人員の補充
昨年12月1日付けで、法務部の分掌業務の遂行(特に法令、社会規範・企業倫理の遵守)の徹底を図るため部員2 名を増員しました。また、通販事業部に法務部員1名を常駐させており、同事業部の法務機能の強化を図ってまいります。
③内部監査室の人員補充
昨年12月1日付けで、内部監査室に担当執行役員を設置するとともに室員2名を増員しました。
2. 倫理法令遵守意識の徹底
①ウイルコ・グループ行動規範(平成16年11月制定、同20年3月改訂)の充実と役員・社員への教育。
②調査報告書(平成20年11月14日)の指摘内容を教材とする役員・社員への再発防止教育。
③内国郵便約款をはじめ、業務関連諸法規の定期的教育の実施。
④職場教育の責任者、また身近な相談窓口として、職場ごとにコンプライアンス委員を任命。
⑤部門間・部署間の人材交流による倫理法令遵守意識の普遍化。
上記の教育制度を適切に進めていくにあたり、外部有識者や専門家と連携し、コンプライアンス・マニュアルや行動基準等の再点検を早急に図り、繰り返し周知徹底に努めてまいります。
3. 制度による防止
①再発防止のための相互牽制機能も含め、諸規定の見直し。なお、一部については平成20年11月25日に実行済み。
②コンプライアンス・法務機能の強化。
4. 内部監査機能の充実・強化。早期発見による是正措置
①外部有識者を招聘し、総合リスク管理委員会(平成18年11月発足)を改組・強化。
②内部通報制度(ウイルコ・グループ・ホットライン:平成18年12月制定)の存在と利用方法の周知徹底。
5. 外部からの監視体制
①新たに外部有識者(元検事、学識経験者)に、モニタリング委員を委嘱。
②モニタリング委員による定期的モニタリングの実施。
③モニタリング委員からの指摘事項の確実なフィードバック。
6. 情報の適時開示、ならびに透明性の確保
企業の透明性を担保すべく、適時開示規則や法律に準じた情報の適時開示はもとより、上記事項の実施状況及び実施内容につきましては、弊社のお約束として、弊社HPを通じ適時開示して参ります。
以上
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