今般の低料第三種郵便制度の件につきましては、
関係の皆様方に多大なご迷惑とご心配をおかけいたし深くお詫び申しあげます。
報道によりますと、低料第三種郵便制度を悪用したとして、大阪の広告会社、新生企業の社長以下2名が
大阪地検特捜部に逮捕されました。
弊社は新生企業から同制度を紹介され、この制度を利用いたしておりましたが、郵便事業株式会社様の承認、
調査等により適正に運用されていたものと思っており、違法性についての認識は全くありませんでした。
弊社としては自主的に、外部有識者による調査委員会を立ち上げ、実態の解明に努めてまいりましたが、
昨年11月に発表させていただいた調査報告書にもあります通り、弊社が意図的に制度を悪用した事実はございませんでした。
障害者福祉の充実につながるという説明を信じて、利用していたわけですが、
結果的に、商業目的に利用したことについては、
本来の趣旨から逸脱しており、道義的、社会的責任に
照らし深く反省いたしております。
関連する捜査に関しましては、情報の提供など全面的に協力をするとともに、
全容が解明されることを切に望んでおります。
弊社は、去る1月23日の株主総会およびその後の取締役会において、
新社長を選任し新しい体制をスタートいたしました。
今後は、社長を総合リスク管理委員会の委員長として、コンプライアンスの向上を目指すとともに、
外部モニタリング委員制度の採用により、
透明性を高め、ガバナンスの徹底に努めて参ります。
今後とも何卒、ご支援、ご理解賜りますようお願い申し上げます。