Wellco 株式会社ウイルコ
ニュースリリース
2009/1/23
株式会社ウイルコ
この度、社長に就任いたしました名井博明です。当社設立30周年、そして重要な時期に重責を担い、
身の引き締まる思いであります。 先ず果たすべきは、透明性の高い、社会に貢献できる企業をつくることだと
思います。 そのために、『ウイルコの宣言』をとりまとめて社内外に宣言いたします。
これは、当社のマニフェストであり、皆様方へのお約束です。

次に、厳しい経済環境下ではありますが、収益体質を再構築することだと思います。
全社一丸となって当面する難局を克服し、"企業再生"を果たすことが私に課せられた使命だと思っています。

企業再生を果たすために、まずは、顧客の繁栄を図り、その信頼を回復することが最も重要であると思います。また、同時に経営体制の強化を図り業績の回復に努めます。 すでに、皆様方にお約束申し上げた通り、コンプライアンス体制の強化により会社全体の信頼回復を目指します。 これらのことを達成し、雇用の安定を図るとともに、社会の進歩発展への貢献と社員の物心両面における幸福を実現することが、 社長就任に際しての基本的な考え方です。

未曾有の逆風の下、経営体制を強化し業績回復を図ることは、 一見困難にも思えますが、経済環境が厳しいが故に一層注目されるキーワードの一つは"コスト削減"であると思います。 また、今後の企業経営にとっての重要なキーワードは"環境への貢献"です。幸い、当社にはこの二つのキーワードを同時に満たす製品があります。 これらの時代のニーズにマッチした製品の普及と開発を礎として業績の回復と収益体質の再構築を目指します。 そのための具体策として、次の5点を考えています。


中期計画と収益体質再構築プランの策定
中期の市場動向と昨今の経済環境の急変を織り込んだ、中期経営目標の設定と目標達成のための
シナリオを策定し実行して参ります。
市場動向を見据え、高付加価値が生み出せる設備投資を行います。
お客様のニーズに対応できる新製品開発・サービス開発に資源を重点的に配分
コスト削減と環境への貢献を同時に達成する新製品(ごみゼロラベルやごみゼロ伝票等)の
開発・普及に、経営資源を重点的に配分します。
営業力の強化と新規顧客の開拓
全役員・全社員による営業活動を行います。
企画開発部・エコソリューション部の新設により、営業体制の強化を図るとともに、新規顧客の開拓
(特に、大口クライアントとの直接取引の拡大)を積極的に行います。
お客様のニーズを把握し、ソリューション提供型の営業展開を行います。
情報・印刷事業と通信販売事業の両事業を強化し、両事業のシナジー効果を高めます。
収益体質の構築化
売上の最大化を目指すと同時に経費の最小化を図ります。
効率的な投資推進と非効率な分野・業務の見直し(関連企業、間接部門、業務等)、
選択と集中を図ります。
生産性向上運動「プロジェクトX(テン)」の一層の推進を図ります。
人材の確保・育成と活気あふれる企業風土の堅持
会長・社長による全国キャラバン、従業員との対話の実施、生産性教育の実施、人事交流促進等を
通じ、人材の育成を図ります。

コンプライアンスの徹底については、「ウイルコの宣言」として、内外に約束をいたしておりますが、
極めて重要なテーマであると考えておりますので、ここで、もう一度まとめておきます。
法律、社会規範、倫理および公序良俗を守り、企業の社会的責任を果たすことは、企業としての当然の務めであると思っております。

コンプライアンス体制の強化
法務室の法務部への改組と人員増強を行いました。
倫理法令遵守意識の徹底
教育体制の見直し等を行います。
内部監査機能の充実・強化
「総合リスク管理委員会」を強化(社長が委員長に就任、外部有識者を委員として招聘)致します。
外部監視体制の構築
進捗状況・実行内容のモニタリングを外部有識者に委嘱し、外部からの監視も行うように致します。
情報の適時開示、並びに透明性の確保
「ウイルコの宣言」の進捗状況については、適時開示を致します。

私の思いは以上の通りです。

私たちは試練の中にありますが、「春の来ない、冬はありません」。夢と誇りを持ち、 全社一丸となってこの難局を克服し、"企業再生"とさらなる飛躍を目指して努力して 参る決意です。今後とも叱咤、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。


株式会社ウイルコ
代表取締役社長
名井博明

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