3日午後5時10分ごろ、富士山をスキー登山中の横浜市緑区長津田町の慶応大教授、内山太郎さん(64)が行方不明になったと、仲間の男性から静岡県警に110番があった。県警は遭難の可能性があるとみて捜索したが、内山さんは見つかっていない。
県警富士宮署によると、内山さんは2日夜に自宅を出て仲間3人と富士山に向かい、3日午後1時ごろ、8合目(標高3250メートル)付近まで登ったところで、1人で滑り降りたという。
仲間3人は車をとめてある新5合目(標高2400メートル)まで滑降したが、内山さんはいなかった。内山さんは富士山スキーを約40回経験したベテランという。【山田毅】
毎日新聞 2009年5月3日 21時03分(最終更新 5月3日 21時52分)