スイスのUBS、米国で2000人の削減に着手

2009年 04月 30日 17:52 JST
 

 [チューリヒ 30日 ロイター] スイスの金融大手UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)のスポークスマンは30日、今月発表した人員削減計画の一環として、米国で2000人の削減に着手したことを明らかにした。

 UBSは米国で3万人近くを雇用している。

 スイスのTages Anzeiger紙は別のスポークスマンの話として、UBSはすでに、米国のファイナンシャルアドバイザー600人に解雇を通告したほか、ウェルスマネジメント事業のバックオフィス部門に在籍する1400人の削減を進めている、と報じた。

 オズワルド・グルーベル最高経営責任者(CEO)は今月15日、黒字化に向けた大規模なリストラ策の一環として、従業員数を8700人削減する方針を表明していた。

 
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