岡山放送局

2009年5月5日 19時23分更新

子どもがよろいと小袖を体験


江戸時代につくられたよろいや当時の女性が着ていた小袖と呼ばれる衣装を子どもたちが身にまとう体験会が岡山市北区の博物館で開かれています。

この体験会は子どもたちに歴史に興味を持ってもらおうと岡山県立博物館が「子どもの日」に毎年、行っているもので、5日は小学4年生から中学3年生までの男女およそ20人が参加しました。

このうちよろいは重さが11キロあって江戸時代の武家の格式を示す飾り物としてつくられたものだということで、子どもたちは博物館の職員に手伝ってもらいながらひとり30分ほどかけて身につけていました。

また、小袖は江戸時代の庶民の女性が着ていたもので、子どもたちはそれぞれの衣装を身にまとうと外に出て親や博物館の職員と記念写真を撮影していました。

小学4年生の男の子は「とても重いです」と額に汗を浮かべながら話していました。

また、小袖を着た女の子は「思ったより歩きづらいです。」と話していました。