2009-05-05
■遅カレ早カレ 避ケラレヌ別離

私の隣に誰がいても、結局は私は過去しか見ていないのね。
あなたが誰でも私にとって皆一緒。
あなたが男で私を好きだと抱いてくれれば、
その一時だけの慰みで私は癒され、
次の瞬間にあなたは要らなくなってしまうの。
好きにさせるのは私の中で遊戯でしかないけれど、
私のせいであなたの情緒を揺らしたって、
それを私に振りかざしたって、
私は何も出来ないわ。
だってあなたのことなんて好きじゃないもの。
「好き」って言ってあげれば、私のことがもっと好きになるでしょう?
それがわかっているから、私はそれをカードとしてチラつかせるだけ。
中央構造線を見に行ったの。
私とあの人を分かつ決定的な谷底。
私と彼ははなから物理的な意味合いでも立つ場所が異なっているって確認してきた。
手紙を書いては破り捨てて、何も伝えることなんてないような気がする。
きっとあの人は一人でいるわ。
きっと私はあの人にとって唯一で、これからもそうだとわかるの。
それだからこそ、今となっては今の私も過去の唯一から弾かれている。
過剰なまでに女でありすぎた私は、もはや彼の前に踏み入れることを許可されない。
あの決定的な断層は私とあの人のものだと悟って、
足が竦んで動かずに、ただその場を立ち去った。
それは決定的な事実で、私も随分と年をとった。
mixiを見たら、足あとがついていた。
非公開にしているから、中身は見ることが出来なかっただろうけれど、
その足あとが嬉しかった。
それだけで良いと思った。
中央構造線を越えてみた私は彼が住む場所まで目と鼻の先の場所まで足を運んだ。
しかし絶対的な境界を越えられなかった。
彼に会うために彼の住む町を訪れた、あのとき私の髪の毛は肩につくくらいだったのに、
今はもう、臍まで伸びてしまっている。
彼が触れた髪の毛はまだ残っているのだろうか。
髪の毛を撫でる。
それだけで良いと思った。
それだけで、きっと良い。
彼は私のことを思い出してくれたのだろう。
それだけで良いんだ。
たとえ二度と交わることなく走り続ける地平線を見つめるのだとしても、
その先に掠める思い出の中に私がいるのなら、
その一瞬の彼は私のものだ。
そのとき、私は彼のものだ。
そして私は、
再び誰かを踏みにじる。
■次回の酷道

国道425号線を走る予定。
152号線は思ったほど酷いわけではなかった。
このくらいなら茨城県にいっぱいあるでしょ。
足尾山だの笠間だのもっと酷いよ。
「国道」なのに、てことかしら。
確かに地蔵峠あたりや青崩峠の辺りはなかなか凄かったけど。
でもこの程度じゃ私の心を満たしません。
「こんなところ、電車が走った途端にアウトでしょ」とびっくりするような
陸橋?を走っていました。
実はよくわからんとこまでしか行かないとわかりました。
乗らなくていいかな…。
今年は「飯田線全駅制覇」「五島列島に行くらしい(大学時代の友人任せなので不明)」「おわら風の盆を野宿で見物」
があるので、来年になるかもしれないが、
日豊線も制したいところ。ていうか、鞆の浦〜今冶も来年かなあ。
埋め立てされる前に行かなければ…。
来年は諏訪の御柱祭を見に行く(旅館を予約すべきだろうか?車で行くのは無謀?)予定が入っているので難しいなあ。
ライフワークの全国一ノ宮御朱印帳を埋めることは出来るのだろうか。
■

眠れないのでいろいろ検索したり、
嘘ばっかり書いてるなあ。
「こんなこと、思ったことあったっけ?あ、嘘書いたのか」
嘘ばかりだと書いた内容を忘れますね、モノの見事に。
あとブログって読まないんですけど、
せめて自分のことを言及してくれているところくらい回ってみました。
そんなに数がないのでラクでしたw
ここで具体的に誰かのブログを取り上げることなんて、
ほとんどないのに、申し訳なくなるぐらいに丁寧に感想を書いてくれてる人がいました。
いやあ、そのとおりだなあ、なんて他人事みたいに感心しちゃいました。
ここって「愛されたい」ってことばかり書いてるなあ。
実はそんなでもなかったりするなあ。
実は恋愛なんて結構どうでもいい。今となっては。
なんで恋愛のことばっか書いてるんだろ。
頭わる。なんか可愛そう、ここの人。
■

眠れない深夜には頭悪そうなことを考え出すものだと驚く。
極力、消去したくないので残しておくけれど、
どれもこれも嘘ばかりで、どうしてこんなことを書いたのか理解に苦しむ。
その場の思いつきで適当に書いたのだろうけど、
それでも他人の考えのようだ。
書いた私も読んでいる私も狂人なのだろう。
とりあえず手紙なんて実はちょこっとも書いていないし。
でも、後の私は「書いてないなんて嘘を何故記してあるのだろう?」と思うのだろうか?
記憶を上書きすることがよくある。
都合の良いように修正した記憶が定着し、自分でも何が本当だったのかわからなくなる。
あれなのか?あれのせいなのか?
ここ数年、大量のクスリを飲み続けていたからだろうか?
今年に入ってからレーシック手術を受けるために
医者に無断で断薬を始めてから、
過去のことを明確に思い出せない。
思い出せても自分のことのように感じられない。
昔、「火元はいつもお前だ」と言われたっけ。
あのころは心外だったけれども、思い出せる出来事を他人事のように振り返ると
理解し難い思考回路で周囲に火をつけて遊んでいたように見える。
きっと以前の私なら
「それが私だ」と不可解な自信に満ちたことを書いたんだろうな。
それだけはわかる。
■

何もかも嘘だ。
私の尻にはiが付き纏っているんだ。
どれもこれも成立しないんだ。
全て虚構なんだ。
背反してるんだ、あれもこれも。
全部を全部、つるはしで叩き崩して回りたい。
そうしてしまうことで過去に関る。
避けるべきだ。
だから何もしないでいるべきだ。
関った他人は存在し続ける。
「どうしたの?」
「大丈夫?」
「お願いだから消えないで」
「電話に出て」
おぞましい。
3人もの男から。
おぞましいけれども、気を引くように仕向けたのは私自身だ。
誰もに笑顔を振りまいたのは私だ。
強かな女。
さすがに記憶は残っている。
そのうち電話も止むだろう。
彼らは私に飽きるだろう。
今の状態もいつかは終わるだろう。
そのとき、私は再び淫らな行動に出るのだろうか。
例えば恋人の親友の気を引いてみて、二人を衝突させて見物したり。
おぞましい。
不潔。
私が?
私だ。
誘ったのは私だった?
あの子には始めから断ったわよ。
私、あの子のこと、誘ったつもりないわ。
顔も覚えてなかったもの。
唐突に言われたのだわ。
「あなたのこと、知らない」ってちゃんと言ったわ。
すぐに思いつめそうな子だったから、気を引かないようにしたわ!
「別れた人が忘れられない。それからは誰と付き合ってもすぐに嫌になる」
「それに私、あなたのこと知らない。知ろうとも思わない」
知りたくないってこと?
そんな意志もないってことよ。知りたくないっていうのは、
ある程度あなたのことを知ってから言うものよ。それ以前ということ。
じゃあ、嫌いってわけじゃないんですね。
嫌いじゃないわね。だって好き嫌い以前だもの。
付き纏われて迷惑だった?
迷惑だったわ。
最終電車なのに家までついて来られて迷惑したわ。
あのとき、眠かったのよ。
すごく疲れてて、眠かったのよ。
一緒にいてくれればそれだけで良いって言われて、
家に上げたくなかったから行ったのよ。
二人きりになったあの子は勃起してたわ。
それが面白かったの。
彼とセックスなんてしたくなかったけれど、面白かったの。
発情しているオスというのが面白くて、
「私は脱がないわ。あなたと寝ないわ。
でもちょっとそれ、苦しいでしょうし、
私の見ている前でオナニーしてみてよ」
それ、初めてじゃないわよね?
別の人にも同じことしたわよね?
好きじゃない人とわざと二人きりになって、
股間を踏みつけて、言い放ったわよね?
うん、思い出してきた。
面白かった。
自分の性器を擦りながら、私の体に触れようとする手を叩き払って、
なんて言って、すごく楽しかった。
そんなことを言ってしまえる自分に酔っていた。
書いていて思い出した。
対話など望んでいない。
他人に求めるものはきっかけ。
手に入らない。
孤高という言葉が似合っていたの。
それを汚してみたかったの。
あれが彼にとって一時の気の迷いだとしても、
もはや彼は汚された。
私が汚した。
だから満足よ。
踏みつけるなんてしなかったわ。
心からの慈しみを以って口付けをしたわ。
あのときだけは確かに彼しか見えなかったわ。
この日記は嘘ばかり書いてあるけれど、
彼のことだけは正直だった。
誰のことを書いているのかわからないものばかりだったけれど、
あのときだけは素直だったのね。
だって私は信じていたの。
私が汚すのではなく、
私が浄化されるのだって。
醜悪な老女となっても、
続けるわ。
続く。
2009-05-04 手紙
最近、する事なす事全て恥のような気がして、
何かアクションを起こすことがためらわれてならない。
そのために行動が制限されてしまっている。
手紙を書こうと文章を考える。
頭に浮かんだ文を文字として形にしようとすると、
それがたまらなく恥ずかしいことに思われて何も書けない。
■Θανατος

いざ書こうとしたところで何も書けない。
呼吸するように何事か、いや、何事もなくともただひたすら書いていた昔が
自分の出来事ではないような気がする。
過去に書いたものを読むと別人のようだ。
私ではない誰かが書いたようだ。
私の思考だったのか?これが?
よくわからない。
ずいぶんと非道なことばかりしてきた。
誰かが私のせいで死んだときでも、私は死者に対して十分に何かをしたのだろうか?
いや、死者に対して何事か為すとしたら、
それはすべて単なる自己満足に過ぎない。
彼のためになんて何も出来ない。
「あなたのせいではない」そう書いてあった遺書。
あの子のためにありがとう、そう言ってくれた遺族の方々。
でも、彼が首を括った場所に植えた花に水をあげにいくと、
通り過ぎる人が「あんたのせいだ」と心無いことを言っていく。
「あなたが原因だけれども」刑事さんはそう始めた。
「あなたが悪いわけではない」それは残らなかった。
最初の刺激だけが新鮮で、あとは嫌悪感だけが増していく。
あの人がいなくなってから、私に好意を示してくれた人は
何人もいたけれど、本当に何人もいて、
7人もいたのだけれど(その全員とお付き合いしたわけではないけれど)、
全員が全員を非情なまでに叩きのめしてしまった。
自分を慕ってきてくれる人にすら優しく出来ず、
中途半端に気を引くようなことばかりしてしまった。
退屈になると蹴り飛ばすようなことをした。
こんなことだから、愛されたいと望む相手には愛されないのだろう。
自分もそれなりに彼らを大事に思うのに、
一瞬で流れ去り、全部が全部、虚であったと手のひらを返してしまう。
「あなたと付き合ったことは私にとって失敗」
「電話かけてくるなんて迷惑」
こんなことを言われたら、死にたくなるなあ…。
ほんの2,3日前に言ったこと。
別れるときは何をどう言えばいいのだろう。
メモ。
あとで読み返して恥ずかしくなるのは嫌なので、
2009-05-03 飯田線のバラード
■民宿ひなた

下栗にある民宿ひなたから聖岳や兎岳が見える。
崖(崖上や崖下ではなく崖)に建つ集落。
九扮は街並みと併せて幻想的だが、下栗は民話の中の里だ。
昨晩は宿にて二度芋の田楽、蒟蒻の刺身、上村の豆腐(五箇山の豆腐と似てる)、ヤマメ、野蒜の酢の物など頂く。
国道152号を更に南下。
遠山郷へ。
「神々の国」というキャッチフレーズ。
霜月祭の神楽を売りにしている。
観光地として売り出し中。
心に響くものはない。
まだ売り出し途上なのか人は疎らだが、
住民としては観光地として盛り上がって欲しいのだろうが、楽しみにしていただけに興醒め。
青崩峠、長野側。
■

遠江だよ!
天竜浜名湖鉄道がかわいい。
白い車両で一両編成。
細い線路に耳をあててたら、とろとろと電車が。
今回は夏に決行する飯田線全駅制覇の旅の下見も兼ねてる。
やっぱり三河に住んでた人が忘れられない。
別れてから、何人かと付き合ったけど、三河の人と比べちゃって嫌になってしまった。
いや、比べてしまう自分が嫌になる分には構わないのだけど、
付き合っていた人が嫌になってしまう。
ふと「全部嫌!顔も見たくない」と嫌悪感すら抱いてしまう。
相手にしたら迷惑だっただろうなあ。
というわけで、三河が近いので、ちょっとだけ三河に足を踏み入れてみた。
彼は西三河だから「じゃんだらりん」で代表される言葉つかいだった。
かなり訛ってたなあ。
でも東三河だから「のんほい」だ。
西三河は遠いなあ。
■八十八夜

そういや昨日は八十八夜じゃないか、と生産直売所を発見したので購入。
新茶は甘くて美味しいですね。
お茶作りが盛んでしたが、茶の木を見ると栽培行程が確立していないのか、
南に来ると整然としているような。
152号境界
道祖神は地蔵峠から南はなくなる。
リンゴも地蔵峠。
■

まあ…白いきめ細かい砂が広がるけど、
「大砂丘」と言われると戸惑う。
九十九里の方が凄いって。
鳥取砂丘と比べてどうなのか。
鳥取砂丘には行ったことがないが、とても気になる。
九十九里と比較しちゃったけど、もしかしたら「月の砂漠」御宿って砂丘なのか?
まあ、それもあながち間違いではない気がするほど、遠江砂丘はしょぼい。
■

旅行まとめはまたあとで。
これから東名高速で帰る。
恐ろしく混んでるだろうなあ。
深夜の中央高速ですら混んでた。
東名高速なんてもっとだろう。
ところで今は携帯から検索できるサービスエリアサイトなんて便利なものがありますね。
親戚が系列会社で働いてる関係で、コスモ石油が社員価格で利用できるため、
東名高速上りで。
ただいま、掛川。
海老名は無理!
だってETC割引前から凄いこみ合ってたもん。
上郷かな…、ていうか上郷ってどこ?
ナビで検索。
「ここからなら千葉の自宅より近いわ…」
どこまで行っても千円。
上郷から千葉までも千円だ!
あ、掛川城見なきゃ。
海道の弓取!
…あ、ガソリン入れちゃったら上郷行く必要ないじゃん。
一先ず掛川城!
ヤバいくらいに格好良いよ、掛川城!
松本城並み。かなり贔屓だな。
いきなり豊田まであの人に会いにいくのは良くないな。
ちまちまと奥ゆかしく手紙を出そう。
ていうか、ここ見てないかなあ…。
見てても、嫌われただろうからな。
多分、また会ってもがっかりするだろう。
だって美化してるもん。
でも、「忘れられない」というのは大きい。
忘れられないけど、うまくいくような気がして誰かを傷つけるのは嫌だから、
やはり私が目覚めよう。
誰かが自殺するのは嫌だけど、
自殺されなくとも誰かと付き合ってたことが気持ち悪くなるのも嫌だ。
寂しいから、埋め合わせで付き合って無駄に経験を重ねるのは、自分が汚れる。
自分本位になるなら、徹底しなくちゃ。
あー、なかなか高速に乗れない。
でも、この年で色恋もないわな。
いや、いくつになっても恋はすべき?
私が若かりし頃は今の私より年上の男性とばかり付き合ってたんだし。
automate_tomo
リンゴは地蔵峠というか、大鹿村以南はお茶に代わってた。
南信は北遠より拙い茶畑しかない。
山あいだからか?
いや、大学の授業で川根…というか井川?の茶畑を見たが、一般的な静岡の茶畑だった。
まだ技術が拙い気がする。
茶自体が若いようだったし。
下栗の茶畑は摘み取れるのか疑問に思う急斜面だった。
イルカ
お久しぶりです<(_ _)>
旅をしているTomoさんは何だか解放されてのびのびされてますね!私も新茶と初鰹を枕崎で仕入れました。
特に鰹は今までで一番美味だったかも(⌒〜⌒)ニンマリ
automate_tomo
枕崎ですか!
私も夏に鹿児島に行きます。
離島ですが、鹿児島にも行くのかな?
枕崎市は黒潮文化の場所ですし、海流に乗って千葉のとっさきから行ってみたいです。
鰹は初鰹が好きなので羨ましいです〜。
今回は何年も前から企画をしていたものなので、凄くはしゃぎました!
2009-05-02 御射口様
■

高島城で凍える。
諏訪大社上社で朝のお務めを見る。
皆、かなり堂に入った拝み方。
世話好きなおじちゃんが案内してくれた。
山桜がまだ咲いていたので、高遠城跡公園の桜も綺麗かと期待したが、
見事に全部散っていた。残念です。
水を汲んできた。
「やっぱり気の力が強いから、感じやすい人はクラクラしちゃうんだね」
とお婆さんに言われる。違う。
道の駅むら にて焼きたてパン購入。
紅葉亭で桜肉丼を食す。
かなり上質の馬刺が大量に乗ったどんぶり。
柔らかく臭みのない満足の品。
1200円。
地層の違いに息を飲む。
ハンマーで石を砕いたりして遊んでいたら、地質学者に間違われた。
よくこんなところに集落があるものだ。
天空の里と呼ばれるが、確かに。
2009-04-28

疑問に思うこと。
かつて別れ話をメールでされたことがある。
腹立たしいことこの上ないが、自分がその相手にとってそれだけの存在でしかなくなったと割り切ることができた。
で、別れたくないっていう人が1,2行のメールしか送ってこないって何?
そんなので自分の気持ちが伝わるって思ってる?
なんて傲慢。
その程度でなびくほど、私が安い女だと思ってる?
失礼すぎるだろ。
ていうか、どれだけやる気ないんだ。
そんなもん、メールが来れば来るだけ、腹立たしくなるだけだけどなあ。
舐めてんのか?
手紙なら…と思った。
手紙ならば少なくとも1,2行ではなく、きちんとした文章で構成されているはずだ。
初めから「ふられる可能性」に脅えて、私に何もしてくるな。
何もしないで他人の心を動かせるわけないじゃん。
阿呆か、と。
彼は私に彼がどれだけ駄目人間なのかと伝えたわけだ。
変なのに関わってしまった。
とりあえず電話して、出てくれなかったときは、
あまり何回もかけるのはどうかと思ったので、
まとまった文章に起こして送ったなあ。
感情なんてきちんと言葉にしなければ伝わらないのだから。
文字に起こさないで、伝わるとでも思ったのかな?
頭わる。
うん、そう、あの人と付き合ってた後半は、あまりの頭の悪さに
ほとほと呆れ果ててたんだけどね。
小説家になりたいって言ってたけど、
才能がないとかそういうのじゃなくて、
ただの目立ちたがりやでしかなかったから、
もっと堅実な職を見つけるように忠告してたけどさー、
2009-04-24 メモ

2009-04-18 そんなわけないだろ

『星の王子様』の最初にうわばみの絵が出てくるでしょう?
あれ、私よ。
飲み込んでいるのはゾウじゃないけれど。
私の肉体なんか好きにしてもいいわ。
だからあなたの脳蓋をこじあけて、
その海馬に眠る知識を頂戴。
ペダンチックな会話が終われば、ベッドの中にて
私の肉の上を這う指を舌、
腰に回された腕に塞がれたヴァギナ。
気づかないだけでしょうけれど、
私はヴァギナにはえた歯で噛み付いている。
いつかそれを噛み切る瞬間が訪れるでしょう。
教えてあげないけれど。
そう、何でも大切なことは教えてあげない。
あなたには何も教えてあげないわ。
私の脳みそにぱんぱんに詰まった知識、
その片鱗を見せて欲しい?
もっと世界の不思議を語って欲しい?
何も教えてあげない。
知りたいことは教えてあげない。
どれだけ切に願っても。
対価を頂戴。
あなたの空っぽのあたまを穿っても徒労。
あなたには何も期待していないわ。
別にいいの。
知らないことは罪じゃない。
知ろうとしないあなたは愚かだけれども。
私より知らないことは当然のこと。
私より6年も短いあなたの生。
でも致命的な私に教授するものがない。
私はいつでも知恵の実を食べるがごとくに男の精を吸ってきた。
その知識と引き換えに、私を好きにすることが出来たのよ。
「でも、でも恋愛が執筆の力になるって、
だからそれを……」
そこまで愛される自信、その傲慢さはどこから生ずるか、甚だ不思議だね。
無知蒙昧さは底知れない。
どこまでお前は愚かなのか。
もはや恋愛を動機とするなどと、
恋愛ばかりを描くなどと、
どこまで私は成長のない女ではない。
残念だったねぇ。
何人もの男と閨をともにして、
何人もを踏みつけて、
逆に踏みにじられ、
いつしか漂白されたこの精神は、
もう、
その次のステージにヒエラルキーを移している。
そこについてこれない君は取り残されてしまった。
サンホラがミュージカル色濃いミュージシャンだって知らない人が見たら、絶対に怪しいコスプレ集団でしかないんじゃなかろうか…。
自分の最近のBGM。