工藤会系組員に懲役5年
工藤会系組員に懲役5年 04/24 11:52

けん銃と銃弾を隠し持っていた、指定暴力団・工藤会系の組員に対し、福岡地裁小倉支部は懲役5年の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは指定暴力団工藤会系の組員・土屋隆夫被告です。

判決によりますと土屋被告は、去年10月、北九州市八幡東区にある元妻の実家に、けん銃1丁と銃弾15発を隠し持っていました。

きょうの判決公判で、福岡地裁小倉支部の重富朗裁判長は、「所持していたけん銃は殺傷能力があり、抗争などの際、実際に使用される可能性もあった」と指摘しました。

さらに、「近年、発砲事件が多発していて強い非難に値する」などとして、土屋被告に懲役5年の実刑判決を言い渡しました。