新型インフルエンザ 都内の病院で発熱などの症状訴える患者が診察拒否される例が相次ぐ
新型インフルエンザへの警戒が強まる中、東京都内の病院で発熱などの症状を訴えている患者が、診察を拒否されている例が相次いでいることがわかった。
夜間や祝日などに、新型インフルエンザにかかった疑いがある場合の相談窓口として都が設置した発熱相談センターには、4日までに4,085件の相談が寄せられている。
その中に、発熱などの症状が出た患者で、メキシコやアメリカなど感染者の出た国への渡航歴がないにもかかわらず、医療機関に診察を拒否されたという相談が合計63件あったという。
成田空港に勤務している友人に外国人がいるなどの理由で、診察を拒否されたケースもあったという。
新型インフルエンザだった場合を考えた医療機関が過剰反応したものとみられ、都では、医療機関に冷静な対応を呼びかけている。
(05/05 14:19)