MENU

RANKING

モバZAKのご案内

iモード、EZweb、Yahoo!ケータイで大好評配信中

社会ホーム > 社会 > 記事詳細

  • イザ!ブックマーク
  • はてなブックマーク
  • livedoorクリップ
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • ブックマークに追加する

デリヘル嬢「プレーに集中できない」アレ被害多発

「ナメてるとしか…」

 ファイル共有ソフトによる流出事故が相次ぐ中、今度は派遣させた美人デリバリーヘルス嬢との濃厚な情事を撮影した画像が出回っていることが分かった。デリヘル業界では、以前から客による盗撮行為が問題視されていたが、インターネット上の流出が確認されたのは今回が初。事実上野放しの“デリ嬢盗撮”の一端が垣間見える事態となっている。

 今回、ファイル共有ソフト「Share(シェア)」を通じて流出しているのは、中部地方の大手デリバリーヘルスに勤務していた30代女性の画像数点。夏用セーラー服で、プロフィルに紹介された87センチDカップバストを露出させながらプレーする様子のほか、ファイルには女性の携帯番号やメールアドレスなどの個人情報も記載されており、撮影者である利用客との信頼関係がうかがえた。

 女性は今年1月までに店を辞めたとみられるが、ファンが集まる掲示板には「××さん(女性の名前)卒業かー いっきにレベル下がるね」「最高だった」「本当に引退するのかな? どこか行くのかな? 知ってる人いたら教えてください」などと、引退を惜しむ声が相次ぐほどの人気ぶりだ。

 実は、デリヘル嬢の盗撮被害はいまに始まったことではない。

 以前から、盗撮動画をまとめたDVDが多数流通しており、いずれも女性を派遣させた自宅やホテルの部屋に小型カメラを設置、その痴態を撮影していたとみられている。東京都内の現役デリヘル嬢が怒りをあらわにする。

 「私たちが風俗嬢だと思ってナメているとしか思えない。プレーを楽しんだうえ、隠し撮りした動画を売りさばいてお金儲けするなんて…。自分たち(男性)の顔は隠しつつ、私たちは顔から局部まで全部撮られてすべてのプライバシーが暴露されている。周囲に内緒でこの仕事をしているコも多いから、万一バレたらそれこそ死活問題だよ」

 有名風俗雑誌の編集長(44)によれば、ある店舗では実際に、自宅に派遣させた女性の盗撮行為を行った利用客を摘発。多額の損害賠償をしたケースがあるという。

 「自宅派遣の場合、最近は最初に男性店員が集金をかねて訪問し、目視で安全を確認します。男性視点のほうが、隠しカメラの設置場所がよく分かりますから。実際に捕まえた時はその場で念書を書かせ、女のコの一日分の稼ぎ×ショックで休んだ日数×これまで客のもとに派遣した女のコの人数+慰謝料1人10万円で、合計100万円近くを徴収しました」

 こういう事態に備え、日ごろからコワモテの業界関係者との付き合いをしている店舗もあるほか、デリ嬢たちも自衛に必死だ。ラブホテルなどでも、さりげなく枕の下やクローゼットをチェック。さらに、鏡にペン先を垂直に立て、密着して写ればマジックミラーという裏ワザチェックも駆使しているが、いずれも決定打には至っていない。

 「こういうことが続くと、私たちもお客さんを信頼できないし、安心してプレーに集中できない。私たちも一歩外へ出ればフツーの女のコであることを忘れないで」(前出の現役デリヘル嬢)という叫びは、卑劣な盗撮魔に響くのか。

ZAKZAK 2009/04/30

Winny −指南ノ書

社会ニュース

もっと見る