電気工事科
■ 動画
この画像は、電気工事の実習風景です。電気工事士技能試験対策では技能試験の合格に向け、公開問題を繰り返し練習します。技能五輪課題の施工実習は、高度な技能を必要とします。模擬家屋の配線施工実習では、CAD・配線設計・見積もり・施工という、実際の工事を学びます。技能照査課題の施工実習の動画は、試験課題が完成するまでの様子を紹介しています。
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■ 訓練概要
マンションや一戸建て住宅等の屋内配線工事を行う電気工事士の育成を目指しています。模擬家屋での配線工事実習などを通して、知識だけでなく多様化する業務に対応できる技術を基礎から身に付けるとともに、電気設備の設計施工に対応できる人材の養成を行っています。また、関連資格取得100%を目指し、資格取得にも積極的に取り組んでいます。
■ 主な教科
- 学科
- 電気理論、電気工事、関係法規、配線図、自動制御概論等
- 実技
- 制御配線実習、cad実習、
電気工事実習(金属管工事・合成樹脂管工事・ケーブル工事)、試験検査保守実習等
■ 取得可能な資格
- 第一種電気工事士(取得要件として実務経験が必要)
- 第二種電気工事士
- 甲種4類・乙種4類消防設備士(甲種には受験資格が必要)
■ 主な就職先
- 電気工事業
- ビルメンテナンス業
- 消防設備工事業等
■ 実習の写真
技能試験受験対策の実習を40時間行います。合格率100%を目指しています。平成18年度は学科実技あわせて100%、平成19年度は62.5%の合格率でした。
技能試験受験対策の実習を40時間行います。合格率100%を目指しています。平成18年度は学科実技あわせて98%、平成19年度は79.2%の合格率でした。
主に一戸建て住宅等に使用されます。ケーブルは壁の中や天井裏に隠れて見えませんが、当科ではボード上に配線しています。これは、片切りスイッチと三路スイッチを使用した電灯回路です。このような施工に必要な技術の修得を目指します。
主に工場等の配管に使用されます。金属製の電線管を切断、曲げ加工して、図面の指示通りに作ります。
主に木造家屋の屋側やマンション等に使用されます。硬質管と可とう管があり、硬質管は、ガストーチランプで加熱して、曲げ加工を行います。
リレーやタイマーと呼ばれる制御機器を組み合わせて配線し、モーターや機器の制御を行います。この写真は、モータを順次に起動させる有接点シーケンス回路の完成写真です。
材料を定位置までプッシャーで押し出し、それをロボットハンドでつかみ、隣のコンベアへ搬送する機械です。マイクロコンピュータで制御します。そのプログラム作成方法を学びます。
総合課題として全国技能五輪大会課題作成に取り組んでいます。電気配線工事の要素が凝縮されたレベルの高い課題です。写真は生徒作品です。
実習家屋の分電盤内配線作業をしています。電気配線設計と、jwcadによる図面作成後、数人のチームに分かれて木造2階建ての実習家屋で屋内配線の実践的な作業を行います。
グラウンドには実習用の電柱が5本立っています。それに架空配線を施した写真です。ロープワークで足場板を結び、柱上に上げます。