こんな糞事件は今日にでも犯人逮捕で早期解決かと思っていたら全然だった(笑)。千葉県警や佐賀県警同様に有名な愛知県警の初動も、今度もやっぱり駄目だったね。なぜ愛知県警の鑑識は、次男の遺体があったのと同じ部屋(1階玄関西側の和室(居間))の押し入れの戸を開けて改めなかったのだろうか？
この程度の家内全ての徹底捜索は当然の仕儀だろうに。それも遺骸発見の居間なら床下かん天井裏まで徹底的に鑑識の対象になって然るべきだろう。なぜならそのときは−
о母親が行方不明(勲供述)
−に、
о刺した凶器も発見されず
−であり継続的に、この家の中全ての捜索が必要だった。どうも勲供述に振り回されて、勲供述どおり外を探しに行ったようだ(笑)。玄関の鍵は敷地内に棄ててあったとされる。勲供述では警官らが訪問するまで(襲われたとされる)玄関先で気を失っていたが、外からの呼びかけに応じて中から玄関の扉の施錠を解いた。要するに誰かが外国人強盗を偽装して鍵を玄関から外へ投げ捨ててから施錠して、母親の遺骸や自ら首の後ろを軽く傷つけた後で刺した凶器などの始末(母親と同じ押し入れに捨てた)をしながら自らの前で手を縛り誰かが来るまで気を失ったふりをしていた。だが、ほぼ半日もそのままというと気を失っている時間にしてた長過ぎた。何か別のことを朝までやっていたのかも知れない？
こういう偽装(狂言)をしたのに−
о家を荒らすこと(何か盗られたような偽装)
−これがなかった。 珍妙な事件だ。強盗目的で躊躇なく帰宅した家人をふたりも刺殺したのに家の中が荒らされもせずに(何が盗られたか分からない)犯人は使った凶器(家の中にあったもの)の血を拭って、そのまま残し施錠して去り鍵は外の空き地に捨てたという。そもそも殺害目的ではなく強盗目的なら−
��09年5月1日午後8時過ぎ - 母を背後から刺し撲殺し(首も絞め)て押し入れに
��1日午後10時半過ぎ - 帰宅した二男をやはり背後から刺し殺し、これはそのままに(押し入れに入れず)＝母親を殺害して居間の押し入れに隠したが血痕などから帰宅した二男に気づかれ詰問されて殺したか、手に血に濡れた凶器を持って茫然としていたのを見つかった
��(2日午前2時過ぎ - 三男は首の後ろを刺したが軽傷で、縛り上げ戸じまりして逃走と供述)
−そもそも某が強盗目的なら(こんな家に金目のものがあるとは外からは見えないが)、
о国道一号線が近くにあるから車に乗った流しの線もある
−が電車なら、
о午後12時を過ぎると私鉄の終電がなくなる
−ただし電車の駅は駅員が居て目撃されるから通常なら避けるかも知れない？
いずれにしても警官が見て目に見えて家探しをして荒らした形跡がなく、財布と1万円札すら玄関先(いかにあわてていても見えただろうに)に放置して逃走したことになる。そんなに、あわてて逃走するなら、なぜ2〜3時間以上も殺害後この家の中に留まったのだろうか？
さらに外国人犯人なら何も母親だけを押し入れに隠す必要(面倒臭い)など一切感じないだろう。向こう向きに押し込み戸を閉めれば済むのに、わざわざ毛布まで掛けるのは−
о近親者の犯行
−これを示している。ただ男の子なら母親への思いと兄への思いは全く違う。兄弟など肉親の類ではない。
＜現場＞
愛知県蟹江町蟹江本町
1階玄関西側の和室
＜家族構成＞
山田方は父親が数年前に亡くなり、喜保子と兄弟の3人暮らし。結婚して独立した長男、四男を加えた6人家族
о山田喜保子(きほこ)(57)新聞配達or喫茶店店員＝頭を鈍器で撲殺
о長男・山田、結婚して独立
о二男・山田雅樹(26)ケーキ店店員＝背中から刺殺
о三男・山田勲(いさお)(25)会社員＝軽傷、縛り生かす
о四男・山田、結婚して独立
−これは明らかに狂言であり身内の犯行であろう。決定的な狂言(偽装)のミスが多々ある。まず、外国人なら、ためらいなく全て確実に殺して奪う。
母親を殺し隠し(押し入れの戸を閉めたらおしまいなのに)布をかけて、さらに隠した＝これは身内の犯行を示すが、二人は確実に仕留めたのに三男だけ殺さず(トドメを刺さず)軽傷、さらになぜか前手に縛った。二人を殺した。三男を背後から刺したのに前手に縛り戸じまりをして去った。なぜ？
なぜ顔を見られたのに(酔っ払いとは言え)縛るだけでトドメを刺さなかったか？
盗難は？
これがもの盗り？
なぜ、母は下着だったのだろうか？
なぜ、二男は裸だったのだろうか？
これは簡単だ。下着姿や裸姿などは身内の前以外にはやらない。次男が帰宅直後に待ち伏せした犯人にやられたのなら裸であるはずがない。
＜事件経過＞
(勲)は、山田勲(25)の供述だが立証は皆無
о09年5月1日午後8時ごろ - (勲)知人と食事をしに外出した際、喜保子は自宅にいた
о09年5月1日午後9時半まで - 雅樹は愛知県津島市内の勤務先で仕事をしていた
о09年5月1日午後10時半以降 - 殺害時刻
о09年5月2日午前2時頃 - (勲)帰宅「玄関で男に襲われた」
(勲)「玄関で突然、後ろから男に襲われた」
(勲)「酒を飲んで午前2時ごろ帰宅したら、玄関で後ろから男に何かをかぶせられて押さえ付けられ、抵抗するうちに気を失った」
(勲)「口に粘着テープを巻かれた」、「縛られたあと、金はないかと聞かれた」「ここには金はない」と答えた
(勲)「2日午前2時頃に帰宅したところ、玄関で後ろから男1人に襲われ、抵抗したが意識を失った」男の特徴や服装などについては、「酒を飲んで帰ってきたので覚えていない」
- 玄関付近に現金の入った勲の財布があったほか、財布の近くには1万円札が落ちていた。室内は1、2階とも雑然(この雑然とは、もの盗り目的で荒らしたは違うと思う)
о09年5月2日午前11時55分ごろ - 雅樹が出勤しなかったため、不審に思った上司が、同署蟹江交番に届けた
о09年5月2日午後0時20分ごろ - 山田喜保子(57)方で、洋菓子店店員の次男、雅樹(26)が血を流して倒れ、会社員の三男、勲(25)がコードで両手を縛られているのを雅樹の上司と愛知県警蟹江署員が見つけた。雅樹は左肩付近に鋭利な刃物で刺された傷が数カ所あり既に死亡、勲も首を数カ所刺され2週間の軽傷。雅樹は1階西側の和室でうつぶせで倒れていた。上半身裸で、室内着のズボン姿。勲は体の前で両手首を電気コードで何重にも縛られ、首の後ろを2か所刺されていたが、軽傷。署員らが屋外から呼び掛けると、自力で立ち上がって玄関のドアを開けた。署員らが駆けつけた際、玄関は施錠されていた。玄関の鍵1本が屋外の敷地内で見つかった
о09年5月3日午後 - 母親喜保子(57)1階玄関西側の和室(居間)の押し入れ下段から背中に鋭利な刃物で刺され、死亡しているのが見つかった。背中に刺し傷があったほか、後頭部や顔にも傷があった。体の前面を奥に向け、頭を東側にして斜め上を見るようにして倒れていた。頭から毛布が掛けられていた。着衣は肌着1枚だけだった。鈍器で撲殺。背中も殴られ
о09年5月3日 - (1階の和室)室内から血をぬぐったとみられる包丁が見つかっていた
о09年5月3日 - (同じ和室の押し入れの遺体発見が遅れた理由を)蟹江署捜査本部・立岩智博・愛知県警捜査1課長は「犯人の遺留品の証拠収集に、重点を置いたため」
о09年5月3日 - 司法解剖の結果、雅樹の死因は左肺動脈切断による出血性ショック
−次男の会社の人と警官が訪問するのを待っていたと言っても三男にそれが予測できたはずがない。だが、たった一日の無断欠勤で警察官を連れて自宅へ出向く勤務先の上司とは何なのだろうか？
こんなことは日本中でもまずあるまい。当然、電話で問い合わせたが縛られて気を失ったと言っている三男は聞こえても出られなかった。ここで誰かが確かめにやってくると待ったのかも知れない？
それから縛られたふりの自分の前縛りを掛けたのだ。そうでなければなぜ、立って戸を開けられた三男が通報もできなかったか？
説明できない。三男は、二人を刺すなどして殺して酒場へでかけた。アリバイづくりだった。三男が酒場で泥酔のふりをして深夜に帰宅、そのまま寝て…。こんな漏れ洩れの狂言は早晩、鑑識の指紋などの証拠からバレて逮捕されるだろう。どうせ犯人は流しではなく身内(警察の手のうち)なのだ。あとは凶器の刃物から母親・二男・三男の血がどのように愛知県警科学捜査研究所で追究できるかだ。まあ同じ凶器を使ったことが分かっても三男犯人の決め手にはならないが鍵を持ち出して捨てた犯人とされる人間が、なぜ凶器もそうしなかったのだろうか？
血のりを拭いて、そのまま押し入れに隠すなど稚拙な話だ。そもそも玄関先で三男の背後から襲った包丁を母親の遺骸の隣にまた隠すのは全然解せない。なぜ、そんな面倒な真似をする必要が赤の他人にあるのか？
さらに、この包丁が犯人の持ち込んだものではないと分かれば外国人は母親が居る家に押し入り、この家の台所から包丁を持って来て傷つけた(母親の死因は頭部撲殺)。さらに、その凶器で帰宅した二男も襲い、これは刺殺した。さらに、その凶器で三男は背後から軽傷を負わされたと言っているが、どうして頸動脈を切断しなかったのだろうか？■＜記09年5月4日＞
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お母さまの御遺体に関しては、裁判員制度を前に、警察が思う所の容疑者に白状させる事で「犯人のみ知りうる証拠の確保」を図ったと多くの人が指摘していますが。。。その可能性は考えました？
まあ何れにせよ、報道だけで誰かを殺人者扱いするのは感心しませんね。
2009/5/5(火) 午前 4:52 [ とおりすがり ]