新型インフルエンザの警戒レベル引き上げを受け、県は30日、全部局長による対策本部会議を開いた。本部長の谷本正憲知事は、国内での患者発生に備え、医療機関との連携態勢の確認などを改めて徹底するよう指示した。
連携徹底を指示
会議では、各保健福祉センターなどへの相談件数が同日までに延べ95件あったことなどが報告された。「どこに相談したらよいか」「連休中の対応は」などの相談が多いという。
県健康福祉部では、メキシコや米国など発生国に渡航した人で発熱やせき、けん怠感などの症状がある場合は、病院に直接行かず、まず最寄りの「発熱相談センター」に電話するよう呼びかけている。保健師らが24時間、休日でも受診方法などの相談に応じる。【野上哲】
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◆主な「発熱相談センター」連絡先◆
南加賀保健福祉センター(小松市) 0761・22・0796
石川中央保健福祉センター(白山市) 076・275・2250
能登中部保健福祉センター(七尾市) 0767・53・2482
能登北部保健福祉センター(輪島市) 0768・22・2011
金沢市保健所(金沢市) 076・234・5102
泉野福祉健康センター(同) 076・242・1131
元町福祉健康センター(同) 076・251・0200
駅西福祉健康センター(同) 076・234・5103
毎日新聞 2009年5月1日 地方版