名前は「ゲン」です…可哀そうな“捨てワニ”

動物訓練研究施設に捨てられていたワニ Photo By 共同

　３日午後０時２０分ごろ、千葉県旭市上永井の動物訓練研究施設で、入り口近くに袋に入れられたワニ１匹が置かれているのに男性従業員が気付き、旭署に通報した。

　旭署によると、ワニは体長約１・５メートル。袋の中には手紙が入っており「３月で仕事の契約を切られ、お金が無く養うことができなくなった。お店にも許可が無いものは受け取れないと言われた。名前は『ゲン』です。こいつの幸せをお願いします」と書かれていた。

　旭署はペットのワニが捨てられたとみて、飼い主を捜している。

　袋はナイロン製で、口はタオルとテープで巻かれ、開かないようにしてあった。現場は犬の訓練や繁殖などをする民間施設。

[ 2009年05月03日 21:06 ]