成田到着の女性、A型陽性反応 米から帰国、40代日本人厚生労働省は4日、米国から成田空港に到着した40代の日本人女性が、簡易検査の結果、新型インフルエンザと同じA型ウイルスの陽性反応が出たと発表した。同省は5日、成田空港検疫所の検査でAソ連型と新型インフルエンザのいずれかに感染している疑いがあることは分かったが、最終判断には国立感染症研究所の検査結果を待つ必要があると発表した。 厚労省によると、女性は米ラスベガスに滞在後、ロサンゼルス発のアメリカン航空と日本航空の共同運航便で4日午後3時45分、成田に到着。機内検疫で疑いが判明した。のどの痛みやせきの症状がある。体温は35度。 感染症指定医療機関の成田赤十字病院(千葉県成田市)に搬送され、隔離されている。 同機には乗客乗員計226人が搭乗しており、うち濃厚接触者は46人。機内などに隔離し、健康観察を行っている。 厚労省は「検査の結果、仮に感染が確認された場合でも、水際で隔離したため入国しておらず、国内発生とは見なさない」との見解を示している。 【共同通信】
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