2009年5月3日23時15分
3日午後5時10分ごろ、富士山をスキー登山していたパーティーから「先に下山したはずの仲間の姿が見えない」と110番通報があった。横浜市緑区長津田町、慶応大教授内山太郎さん(64)の行方が分からなくなっており、静岡県警などが捜索している。
県警によると、内山さんは同日午前7時半ごろ、仲間3人と富士山新5合目を出発。頂上を目指したが、午後1時ごろ、8合目付近で仲間と別れ、1人でスキーで下り始めたという。仲間3人は、午後4時ごろ、待ち合わせ場所の新5合目に戻ったが、内山さんの姿が見えず、携帯電話にも出なかったという。
内山さんは、毎年、この時期に富士山でスキー登山を楽しんでおり、40回程度の経験があったという。