「スペイン風邪起源」説強まる=豚経由で新型インフルに−米加チーム
5月4日17時56分配信 時事通信
1918年ごろに世界的に流行したスペイン風邪と呼ばれるH1N1亜型のA型インフルエンザウイルスを豚と猿、マウス、フェレットに接種したところ、豚だけが生き残り、一時的な発熱と軽い呼吸器症状だけで済んだことが分かった。米カンザス州立大やカナダ食品検査局などの研究チームが、4日までに実験結果を米ウイルス学誌ジャーナル・オブ・バイロロジーに発表した。
スペイン風邪の流行時には豚にも症状がみられ、30年に米中西部で豚インフルエンザが流行した際には、同じ亜型のウイルスが採取、確認されている。研究チームによると、スペイン風邪の流行拡大には豚が関与しており、代々受け継がれて現在の豚(新型)インフルエンザにつながったという説が支持されるという。
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スペイン風邪の流行時には豚にも症状がみられ、30年に米中西部で豚インフルエンザが流行した際には、同じ亜型のウイルスが採取、確認されている。研究チームによると、スペイン風邪の流行拡大には豚が関与しており、代々受け継がれて現在の豚(新型)インフルエンザにつながったという説が支持されるという。
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最終更新:5月4日18時0分