次回国勢調査にネット回答導入へ 総務省、大都市中心に総務省は10日までに、2010年の次回国勢調査で回答率向上のために導入を検討しているインターネットを通じた回答方式について、全国一斉の実施は見送り、オートロックやワンルームのマンションが多い大都市を中心に導入する方針を固めた。 国勢調査の回答は05年の前回調査まで、調査員が面会方式で調査票を回収。個人情報保護意識の高まりもあり、前回は回答率が95・6%と過去最低だった。総務省は回答率アップのため(1)配布された調査票を郵便で返送(2)ネット上の専用サイトで回答-なども選択できるようにする方針。 ただネット回答方式は、他人への成り済ましを防ぐため、世帯ごとに事前のID発行が必要。このほかパソコン操作の説明リーフレットを新たに作成する経費なども考慮し、次回調査では効果が見込める地域に限定して導入を検討する。具体的な対象自治体などは今後詰める。
【共同通信】
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