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警察、違法デモにトウガラシ抽出催涙液を使用へ

ろうそくデモ1周年都心集会を不許可

 メーデー(5月1日)と、米国産牛肉の輸入に反対するろうそくデモ1周年を迎え、5月初めに労働界と在野団体の大規模デモが予想されている中、警察が全国民主労働組合総連盟(民主労総)主催の都心集会を不許可とし、違法デモに対しトウガラシ抽出催涙液の「カプサイシン」を噴射すると警告している。

 姜熙洛(カン・ヒラク)警察庁長は29日午前に記者会見を行い、「平和的な順法デモは最大限保障されるが、違法・暴力デモは法と原則により強力に対応する」と述べた。姜警察庁長のこのような発言は、メーデーを目前に控え出されたものだ。

 民主労総は4月30日から5月2日まで、ソウル広場など都心で3件の集会を申請し、このうちメーデー当日は2万人を動員した大規模集会を計画している。警察はこれに対し、「暴力集会に変わる可能性が高く、主要道路を占拠して交通障害を招く恐れがある」とし、禁止通知を出した。

廉康洙(ヨム・ガンス)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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