ころものさうし

11日～18日まで遡ってギリシャ・トルコ旅行記継続中です

相変わらず真面目にきもの学に通ってますょ

ただ、最近朝からずっと雨が多くて中々着物で行けないのが辛いところ

頑張ってもうちょっと着物率を高くしたいところです。

着物を着れてないのでまた、小物のお話

今日のテーマは帯揚げです

帯揚げといえば面積のワリに着物姿の良し悪しを左右する重要なポイントです。

だって丁度帯の上、体の真ん中に堂々と居座るんですもん(*ﾟ.ﾟ)ゞ

差し色にするもよし、中和させるもよし、最後の決め手の一つだと思います。

ところで・・・・

うちの小箪笥の中はこんな感じ

何故か28枚中27枚が絞りというあまりに偏り過ぎな帯揚げ達…(;^_^A

夏物は別にしてあるのと、他にも何枚か普通の縮緬などがありますが、それこそ数えるほど

これ、前々から思ってたんですが如何考えても絞り率が高過ぎる

後何故か青系がやたら多いのは多分気のせいです・・・（笑）

殆どが昔からあるものですし、祖母は絞りが大好きです。

ぃや、私も勿論好きですよ、絞りの帯揚げ

確かに絞りの帯揚げは生地がしっかりしていてふんわり綺麗に収まります。

でも普段着の小紋や紬に絞りの帯揚げって如何なん・・・・

何か帯揚げだけちょっと浮いてる気がするんですけど・・・・

って、常々思います(＞＜;)

縮緬の帯揚げとか、素敵なのがあれば欲しいんですが何分お金がない

安くて使い勝手の良い帯揚げ、どっかにありませんかねぇ・・・

オススメ絶賛募集中です

まぁ折角写真を撮る為にグラデーションを整えたのでアップでも見てやって下さいな・・・

って、良く見たら端っこぐちゃぐちゃやんっ∑(ﾟДﾟ)

11日～18日まで遡ってギリシャ・トルコ旅行記継続中です

きもの学の後、バイト先の先輩方と一緒にトルコ料理を食べに行きました

トルコ料理って中華料理、フランス料理と並ぶ世界三大料理の一つなんですよ～

でも中々日本では食べる機会がないです・・・・美味しいのに

ってことで、訪れたのは河原町三条の京都朝日会館裏にあるトルコレストラン、イスタンブールサライですﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ

こちらのお料理はトルコ人シェフの作る本格的なトルコ料理ですょ～

ＨＰ もあります。

ビルの3階にあるのですが、トルコの国旗が掲げてあるのですぐに分かります。

店内はフロアにもキッチンにも壁にはイズニックタイル

ゆったりと配置された机と椅子、そしてフロアのド真ん中には・・・

水タバコこと、シーシャですね

夜はコース料理もあるのですが、単品で色々注文してみました

まずはトルコ風の野菜サラダ、チョバンサラダとチーズのピデ、カシャルルピデを注文。

チョバンサラダはトマトやきゅうりの角切りに沢山のパセリなど香草を混ぜたトルコのポピュラーなサラダ、ピデはもっちりしたピザみたいなもんです。

残念ながら写真撮り忘れました。(´д｀lll)

しかも言われて気付く始末

メインは鶏肉の炭焼き、タウクシシとトルコ風の炭焼きハンバーグ、ウズガラキョフテです

写真はタウクシシですが・・・ボケてるしっ

でも鶏肉や柔らかくてほんっまに美味しかった

オススメです

キョフテはハンバーグのような肉団子のような・・・イスタンブールで食べて大好きになりました

イスタンブールでは牛肉でしたが、こちらのお店のはラム肉だったみたい

そしてトルコ料理と言えば何より有名なのが・・・

トルコパン、ことエキメッキ

世界一美味しいパン、って言われてます。

でもこれ、私の知ってるエキメッキとは形が全然違うんですけど・・・

トルコで何度も食べたエキメッキはちょっと太ったフランスパン型でした。

これはちょっと厚めのナン風

でも熱々焼きたてで出て来て、もちもち感が美味しかったです

味はフランスパン型とそんなに変わらないかも。

最後は勿論チャイで〆

ちなみに写真に写ってる着物姿は私ではありません～

ご一緒したチーフです(*^.^*)

着物とイズニックタイルのミスマッチ加減がちょっと面白かったので特別出演

お店の灯りの関係で今回は全体的に写真があんまり綺麗じゃありませんがご了承下さいな

お店には有名な目玉のナザールボンジュや絵皿などトルコの工芸品も並び、京都にいながらお手軽にトルコ気分が味わえちゃいます。

美味しかった

ので、土日のみのランチにも一度行ってみたいですねぇ～

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今日はお昼からきもの学の2日目でしたっ

今日は「きものの歴史」と題して華頂短期大学の先生が講義をしゃはりました。

現代のきものの直接のルーツとなったと考えられる小袖についてなど、とても興味深い内容でしたよ～

「小袖」は平安時代、貴族階級にとっては下着であり、庶民にとっては普段着であったもの。

それが時代が進むと共に町民だけでなく、武家にも公家にも受け入れられ…

1660～70年代にかけての肩から右にかけて流れる柄が特徴の「寛文小袖」などが生まれました。

現存する寛文小袖の写真資料が美し過ぎて…何処かに詳しく解説してくれてる文献があれば良いんですがっ

その後、あまりに華美な装飾に幕府が規制を行った為、今までの繍箔・刺繍・鹿の子などとは違う新しい技法が生み出されます。

それが友禅染め

友禅染めが誕生してから、今まで特に町人風武家風の違いが無かった小袖の紋様にかなり変化が生まれます。

この辺りの着物の写真も素敵なものばかりで…図説が欲しいと何度思ったことか。

町人風は全体的に華やかな色彩の友禅メイン。

武家風は御所解などの細やかな柄と刺繍メイン。

公家風は折り枝の花々が絶妙に配置されつつ…多分刺繍メイン？

どれも捨てがたい

三者三様、現代の振袖や着物の意匠に通じるところがありそうですね～

特に町人風は振袖の意匠に良く見られるタイプかなぁ、と思いました。

きもの学の後はお茶のお稽古に行きました

うちのお寺さんで月に一度お稽古していますが、まだ全くの初心者です

お寺さんの井戸の上に咲いていたノウゼンカズラ

「凌霄花」と漢字で書くとかなり格好いい

これは今季二度目の花だそう。

一度目より花の色が薄くなったとか…

本日のお花とお軸、そして香合。

香合がホオズキです

ホオズキも漢字で書くと「鬼灯」で随分格好いい名前…

講義を3時間受けて、お茶のお稽古に行った後で写真を撮ったので既に着付けがグダグダですが…

今日の着物は撫松庵 の百合柄の絽セオαですが透けるので多分今季最後

帯は地蔵盆の時の半幅 と同じ。

下駄も撫松庵のベージュラメ鼻緒×渋茶の台の下駄にしましたが、写真に写ってませんでした～(^▽^;)

上の写真では折角の素敵な柄が飛んでるのでアップで

かなり大胆な山百合の柄が私の好みド真ん中です(*ﾟｰﾟ*)

こうやって見ると髪形もかなりグサグサしてるなぁ…

普段と気分を変えて、ゴムを一本も使わずヘアピンだけで纏め上げてみました。

って、良く見たらヘアピン飛び出してるし（笑。）

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突然ですがゎたくし、刺繍半襟が大好きです

着物の襟元に覗くふっくら贅沢な刺繍の素晴らしさったらないですよね

寧ろ眺めているだけで満足です…(*v.v)｡

桐の小箪笥にびっしり刺繍のある半襟を並べて入れたりしたら、きっと何時間でも鑑賞してると思います

以前記事にした絽の振袖 に合わせて、素敵な絽の刺繍半襟が欲しいなぁ～

そろそろ袷の季節やし、新しい刺繍半襟欲しいなぁ～

で……

散財してしまいました

買い過ぎ…(＞＜;)

でも全部欲しかったんですもんっ

ただ、これだけびっしり刺繍のある正絹の半襟を何枚も買うほどの資力は学生の身である私にはなく…

絽の一枚以外は化繊です

でもこちらの半襟は化繊とは思えない程の刺繍のボリューム感と豪華さ

正絹に全く見劣りしません。

こちらは唯一正絹の絽の半襟

三本絽、という緯糸に三本の糸を用いて織られた絽です。

平絽よりもしっかりとした生地感かな

撫子の花筏

撫子の中心が淡く水色で、振袖の水色にぴったりです

ここからは化繊の半襟ですよ～

こちらは地色が卵色、金をあしらった桜柄です

使いやすそう

こちらは白地に一面の菊柄ですー

秋～冬にかけて良く着る菊花の小紋に合わせたらぴったりかなぁ～と

青海波に四季の花紋が素敵過ぎ

もうこうなったら観賞用です…

みっしり分厚いのは多分八重桜です

あんまり和風ぽくないので色んな使い道がありそう

袷の季節になって縫い付けて汚れる前にしーっかり鑑賞しとこうと思います

そうそう、今日から「きもの学」 が始まりました

私も大学コンソーシアム京都の制度を利用して単位認定を狙っています

きもの学については↑ＨＰをご参照下さいなっ

レポはまた後日書きますね～

11日～18日まで遡ってギリシャ・トルコ旅行記継続中です

今日は地蔵盆でした

地蔵盆とは地蔵菩薩のお祭りのこと。

全国的な風習ですが、特に京都・大阪などの近畿地方で特に盛んなんですって。

ってことは東京とかではあんまり地蔵盆をしはらへんのですかね

近畿地方から出て生活したことのない私にはちょっと分かりませんが…とりあえず京都では盛んな行事です

京都では町や辻ごとにお地蔵さんがいはることが多いです。

普通の民家と民家の間に小さなお堂が立てられ、中にお地蔵さんがやはります

地蔵盆になると各町内で近くの空き地や駐車場などに屋台を組み、提灯を飾り、花や果物などをお供えしてそこにお地蔵さんを奉ります。

詳しくは分からないのですが、町内によって飾りつけなども様々みたいです。

そして近所の子どもさんがそこでゲームをしたり、くじ引きをしたり…

私の中では仏教的なお祭りの要素よりも、クリスマスかハロウィンみたいなイメージです

勿論うちの町内にもお地蔵さんは居てはるのですが、私の中で「地蔵盆」といえば、「うちのお地蔵さん」のお祭りです。

こちらが、うちのお地蔵さん。

普段は呼びませんがお名前は「日切地蔵大菩薩」です。

このお地蔵さん、うちの裏庭にいはります

うちの中にお地蔵さんがいはるのって、ちょっと珍しいと思いません？

このお地蔵さんの由来はまるで昔話みたいです。

昔々…と、言っても明治の終わり頃、私の祖父母の両親の時代、何故か一族の皆に謎のデキモノが出来て困っていたそうです

そこで霊験あらたかな行者さんに見て頂くと、「裏庭の藪の中に転がっている顔のある石が、修行が済んで地蔵菩薩となったので三尺上へ上げてくれ、と言っている」とのこと。

そこで藪の中から石を探してみると確かに顔のある石があり、その石をお地蔵さまとして奉るとすぐにデキモノは治ったのだとか…

その後も、近所の方が歯痛の時、「○日までに治して下さい」と「日にちを切って」願掛けをすると本当に願った日にちに治ったことから、「日切地蔵大菩薩」と呼ばれています。

今でも旅行に出掛けるときや何か大切な用がある時など、いつも「お地蔵さんにお参りしてから行きよし」と言われます。

うちのお地蔵さんはうちの守り神さまです

ちなみに上の写真の右端隅に映っている小さな石のカエル

従弟の目を治したことでお地蔵さんの眷属（？）に昇格した「カエルさん」です。（笑）

今日は和風館 のセオαの浴衣に長襦袢を着て夏着物風

グレー×黒のぼかしに、私の一番大好きな牡丹柄。しかも絵羽柄です。

今年、一目惚れして買ってしまいました

袖が一尺五寸と普通よりちょっと長めなのもとってもお気に入り

でも何故か写真は姿勢悪い上に、険しい顔…（笑）

ぼーっとしてるところを撮られましたっ(＞＜;)

帯周りは、下駄の鼻緒と揃えた市松模様の帯締めに薔薇の帯留です

最後は良く行く四条烏丸の中華料理屋さん、「口福門」 で食べたランチ。

ちょっと奮発して1480円の「海老マヨと黒酢豚のランチ」を注文してみました

絶品です