2008-09-04 00:23:46

古代友禅苑へ行こう!

テーマ:着物

キラキラ11日~18日まで遡ってギリシャ・トルコ旅行記継続中ですキラキラ

   やっとイスタンブール2日目書きました(^O^)/



今日はきもの学の実地研修でした音譜

西陣織コースと友禅染コースがあるのですが、私は友禅染コースラブラブ


古代友禅苑 で見学と友禅染体験をして来ましたよっо(ж>▽<)y ☆


古代友禅苑はうちの家からほんっとに近くだったので、自転車に乗って行きました自転車
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入り口には竹林キラキラ

古代友禅苑の一階は友禅美術館になっていますキラキラ


垂涎モノの友禅染めが沢山ありますよっ!!


今はまだ夏物中心に展示されていました。
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これは麻に染めと刺繍の小袖。

藤の刺繍が本当に細かくって・・・・目
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これも麻に染めと刺繍の小袖の一部です。

こんな感じに白抜きするのが流行ってた時代もあったのだとか。


そしてやっぱり私が気になったのは豪華な振袖達ドキドキ
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これも染めの殆どの部分に刺繍が施されていますビックリマーク

軍配と・・・団扇かなはてなマーク

江戸後期頃というと、友禅で細かな染めをするよりも刺繍で表現した方がまだ簡単だったんですって。


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これは昭和初期の頃の振袖ですラブラブ

染め色が物凄い鮮やか!!

もう刺繍メインではなく染めメインで殆ど表現されてますねぇ~


そして展示品の中で一番私が「着たい!!」と思ったのがこちら音譜
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花紺色に薬玉が全部刺繍で描かれていますドキドキ

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この刺繍の美しさったら!!

牡丹に蝶や菊に梅、撫子、藤と四季折々の花々が散りばめられています。
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薬玉の紐の曲線が素敵!!


友禅染めについて色々なお話をして頂き、手挿し友禅の実演を見たり・・・

そして最後に型染め友禅でハンカチを染めましたアップ

写真撮り忘れたんですがっ・°・(ノД`)・°・


楽しかったですドキドキ


そして今日できもの学基礎が終了、明日からは発展に入ります~

発展も頑張って通いますよっ


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2008-09-03 01:00:31

きもの学で思ったこと

テーマ:着物

キラキラ11日~18日まで遡ってギリシャ・トルコ旅行記継続中ですキラキラ

   トルコ2日目があまりに盛り沢山でちょっと停滞中…唯今下書き中です(><;)



今日もきもの学音譜

最近頑張って着物で通ってますラブラブ

きもの学で受付などをお手伝いさせて頂いて思ったのですが、やっぱり学生さんの着物率は低い汗

素敵に着物を着こなしてはるなぁ・・・と思っても社会人さんである場合が多いです。

一応は大学の授業なのにこれは哀しいっ(・_・;)


「着物で来るんとかちょっと怖いよな~」

なんて学生さんの会話を小耳に挟んでしまったこともビックリマーク

やっぱり「きもの学」でご高名な先生方や着物通の方々の沢山いらっしゃる場に着て行くのは気後れするんでしょうかねはてなマーク

まぁ、確かに私もちょっとそう思いますが・・・


でも前向きに考えましょう('-^*)/


着物に詳しい方が一杯居るのに「着崩れてたら恥ずかしい」、と思うかも知れません。

でもそれって逆に言えば、着崩れたら直してくれはる方が沢山いるってことですよねーチョキ

呉服屋さんでも着付け師さんでもない学生ですもん、最初はちょっと着崩れて来たり、分からなくても当然です。

だから大切なのは、分からない事を「それでえぇわ」、と思わずに調べたり知ってる人に聞いてみる姿勢だと思います。


「ちょっと後ろんとこ、大丈夫か見てくれはりますか?」

って、言ったらきっと「先輩方」は助けてくれはると思いますよ。


着物好きは着物好きには優しいのですドキドキ


ま、私もそんなエラそうなことを言える程の者でも御座いませんので・・・

何かありましたらご指南してやって下さいませm(_ _ )m



で、今日の着物アップ
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まだ単衣の着物を着るにはちょっと暑く・・・透けないセオα数枚で何とか着回してしております(^▽^;)

この着物は地蔵盆 の時にも着ていた絵羽の牡丹ラブラブ

この着物、裾に行くにつれて白~黒のグラデーションになっているのですが、後姿の方が地色が黒いのです。

でも前から見ると白地の着物っぽく見えます。
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普段使ってるマスカラとアイラインが行方不明でちょっと普段と顔が違う気がするのは気にしないで頂きたい。(´д`lll) 汗


帯は・・・・・実はこれ、裏返しにしてしめてあります。

結構柄の大きい上に多い着物なので、無地の帯がしめたかったのですが、丁度良いのがないビックリマーク

↑上の方の写真で分かるように、お太鼓の柄が出ないように裏返して無地にしました。

開き仕立ての名古屋帯だったので出来た荒業ですあせる

袋帯で普段着には大袈裟過ぎるものしか手元にない時など、間に合わせの為によくやります。

でも名古屋帯の前の柄は両面だったので消えず・・・・

目立たないように端に寄せて置きましたドキドキ(笑)

だからお太鼓には柄がないのに前には柄がある、中途半端な帯みたいになっちゃったんですよねぇ汗

でもお太鼓の部分にかなり余裕があったので、もしかしたら袖下の隠れるくらいまで前の柄を回せるかもはてなマーク

次回は完全に無地に出来るよう頑張ってみます!!


2008-09-02 01:51:38

上七軒のビアガーデン

テーマ:着物
キラキラ11日~18日まで遡ってギリシャ・トルコ旅行記継続中ですキラキラ

   トルコ2日目があまりに盛り沢山でちょっと停滞中…唯今下書き中です(><;)



テーマを着物にするかおでかけにするかちょっと迷いました・・・(^▽^;)


今日は上七軒ビアガーデンに連れて行って頂きましたドキドキ

噂は耳にしていましたが、実際に行くのは初めて!!

楽しみですっ(ノ´▽`)ノ


上七軒は祇園や先斗町などと同じ京都五花街の一つキラキラ

中でも京都で一番古い花街です音譜

室町時代、焼失した北野天満宮再建の折に余った資材を用いて作った七軒のお茶屋が名前の由来だと言われています。

北野天満宮と上七軒とはそれ以来の長い長ーいお付き合い。

梅花祭や瑞饋祭など北野天満宮のお祭りに上七軒の芸舞妓さんが参加しはります。


そして上七軒の夏といえば、ビアガーデンキラキラ

上七軒歌舞練場内の庭園で毎年夏、7月から9月初旬頃まで開かれていますラブラブ

今年は9月10日まで・・・

毎晩5人の芸妓さんや舞妓ちゃんがお揃いの浴衣姿でいらっしゃいますょラブラブ

何より、一見さんにも花街の雰囲気を楽しんで欲しい、ということで、一見さんお断りではありません。

詳しくは上七軒のHPでどぉぞにゃー上七軒



上七軒歌舞練場の門をくぐってまず吃驚なのは、何と言ってもいきなりの渡り廊下!!

下は涼しげな池になっており、大きな錦鯉が沢山泳いでます音譜

生憎見惚れてばかりで写真を撮るのを忘れました。(´д`lll)

HPの方に写真が載ってましたので是非。


お庭も建物も風情があって、流石は歌舞練場・・・
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上七軒の五つ団子の紋章が光るキラキラ提灯が沢山。


こちらは舞妓ちゃんの勝帆(かつほ)さんドキドキ

白塗りのお化粧をせず、日本髪にお着物ですが、可愛いったら!!

またお顔を載せへんかったら、見て下さってる方に怒られそうですがっあせる

未成年さんですので、プライバシー保護の為ということで自主規制です(;^_^A
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でも舞妓ちゃんの日本髪の後姿って素敵ラブラブ

やっぱり舞妓ちゃんが席に来はると場が一気に華やぎますよねぇ晴れ


お席に芸妓さん、舞妓ちゃんが来はるとメニューの頭にこーんなクリップを挟んで行かはります。
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テントウムシてんとうむし

赤が舞妓ちゃん、黄色が芸妓さんの印です。

こうやってちゃんと全てのお席に芸舞妓さんが不公平なく回って行けるように、とのお持て成しの心ですねドキドキ



まぁ、私ばっかり美人さんな芸舞妓さんの写真を眺めて楽しむのも申し訳ないので・・・・
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今日はビアガーデンのお当番ではないのに、来て下さった梅早登(うめさと)ねぇさんドキドキ

始終面白いお話で笑わせてくれはって、本当に素敵なねぇさんです!!

ほんとは怖い筈の怪談話でさえ、ねぇさんが話さはると面白くって、ついつい笑ってしまいましたo(^▽^)o

ブログに載せさせて下さい、との申し出も快くおっけーしてくれはったので音譜


細かな刺繍の上品なお着物姿も本当に素敵ラブラブ

こんな楽しくて美しい、人を笑顔に出来る女性になりたいものですねキラキラ



美味しいお料理とビールビール、そして可愛い舞妓ちゃんと美しいおねぇさま方・・・

ほんっとに楽しかったですドキドキ

2008-09-01 09:32:15

KYOTO KIMONO FESTA2008

テーマ:着物

キラキラ11日~18日まで遡ってギリシャ・トルコ旅行記継続中ですキラキラ



今日はKYOTO KIMONO FESTA2008で受付をしてましたにゃー


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今まで関係者以外は入れなかった小売店向け合同商談会に、今年から一般の方も入れるようになりました音譜

会場である四条烏丸の産業会館3・4階には色々な問屋さんの秋冬新作着物が展示されていますビックリマーク

室町の女性社員さんが提案する新しい着物、「きもの解放区プロジェクト」の今後の予定や制作された着物の展示も行われています~

二胡の演奏や講演会もありますので、興味のある方は是非お越し下さいドキドキ

入場無料ですしアップ


明日(9月2日)も開催されていますクラッカー

詳しくはこちら→HP



セオαの着物に長襦袢を入れて単衣っぽく着ています。

着物はお借りしたものですが…兵児帯結んでみました音譜

これが物凄く難しかったあせる
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前がちょっと寂しかったので三分紐にブローチを留めて帯留め風ラブラブ
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にゃんこにゃー


一緒に受付をしていたのは2006京都きものの女王で先輩の式部さんですドキドキ
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ベージュに葡萄柄の着物が秋らしくて素敵ですっビックリマーク

葡萄の実の薄紫と帯揚げ帯締めの紫がぴったりですよね~
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帯はツバメさん流れ星



夜は美味しいお寿司を御馳走になりましたドキドキ

先斗町の「すし章」さんキラキラ
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梅肉のソースが絶品!!の落とし。
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女将さんがその場で焼いてくれはる甘ーい玉子ビックリマーク

とーっても、美味しかったですドキドキ



今回の最後は祇園町の舞妓ちゃん音譜
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可愛らし過ぎて勿体無いので、後姿ですけどっ(^▽^;)

左から、君千代さん、紗矢佳さん、杏佳さんです。

三人とも平成生まれですってさ・・・あせる

実は三人は舞妓ちゃんでありながら歌手でもあるんですょーキラキラ

紗矢佳さんを中心としたユニット「恋舞妓(こいまいこ)」として「京都遠恋物語」というCDを出したはりますっラブラブ


しかもその場で歌って踊ってくれはりましたっドキドキ


可愛すぎる・・・・・・・・・・・((>д<))!!


この歌、ずっと頭から離れないんですけど・・・・(笑)


まだ君千代さんと杏佳さんが仕込みさんやった頃にテレビに出演しゃはった映像を発見したのでリンク貼っておきます。

動画で歌と踊りが見れますょо(ж>▽<)y ☆

こちら


盛り沢山で楽しい一日でしたとさドキドキ

2008-08-30 23:40:57

織のきものと西陣の帯

テーマ:着物

キラキラ11日~18日まで遡ってギリシャ・トルコ旅行記継続中ですキラキラ

   ぁ、やっとトルコ編に突入しました…のんびり更新ですみませんあせる



今日はきもの学5日目です~

もうすぐ半分なんですね!?

早いもんですあせる


今日のテーマは「織のきもの&西陣の帯」でしたドキドキ

二人の講師の先生が講義をしてくれはりました。


私、今までどちらかと言うと好きな着物はやわらかもん、特に興味があるのは京友禅と刺繍・・・

だったんですが、今回かなり目からウロコうお座でしたよーアップ


まず一限目は「織のきもの」音譜

織物の素材をはじめ、伝統工芸品としての織物や人間国宝、草木染の話など…

多岐に渡るお話で、様々な織のきものをご紹介下さいました。


特に私が驚いたのは、講師の先生が調べてはる「全国の主要伝統織物」の地図ビックリマーク

独自の織物がない県って一県もないみたいですね!?

実は織物大国日本・・・(ノ´▽`)ノ


多分、ほんとーに良いモノは国だの行政だのが頑張って保護しなくても、自然と次の世代に受け継がれていくものなんでしょうねぇ(^▽^;)

日本人の一つのことにのめり込み易い性格から考えても、コアなファンが勝手に受け継いで行きそうな気はします・・・


織物って奥が深いですねぇ晴れ



さてさて、二限目のテーマは「西陣の帯」

西陣の由来や分業制について、そして帯の文様作成の仕方と織り方など・・・

沢山の資料と実物を用いてご説明下さいました。


帯の絵柄をどうやって決めているのかはてなマーク

不勉強なことに私は全く知りませんでした(><;)

商品開発部みたいなところがあるのかなぁ・・・と漠然と。


でもそこはやっぱり西陣ですラブラブ

文様を決めるのも分業制なので色んな方々が協力し合います。


一番初め。

様々な文様の文献は勿論、街中に転がっている様々な模様や色をヒントにイメージを膨らませますキラキラ

資料となる文献はこーんなの。
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これは「能具大観」の名前の通り、能に出てくる舞台装置の図説です。
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中身はこんな感じビックリマーク
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これは「羽衣」というお能に出てくる道具だそうです。


そしてこれらのイメージを伝え、実際に下絵を描くのが「図案家」さん音譜

図案家さんと何度もやりとりをし、修正を重ねて出来上がるのがこちらっ目
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正絵(しょうえ)ですキラキラ

当然ですけど、細かっ!!


その後、この正絵を元に「紋屋」さんが紋意匠図(もんいしょうず)を作ります。

紋意匠図とは方眼紙に色を塗って色指定をした、いわば帯製作の為の設計図です。

昔は手書きでしたが、現在はパソコンで処理されることが多いのだとか。


そしてその紋意匠図を「紋彫屋」さんが紋紙というジャカード織りをする為に必要なデータカードみたいなものに彫り直し・・・

「紋編屋さんがバラバラの状態の紋紙を編んで繋げ・・・


最後に「織屋さんが紋紙をジャカードに入れて帯を織る。


私の説明では非常に分かり難いですね(;^_^A

でもまぁ沢山の人が関わってんねんなぁビックリマークと何となく感じてもらえれば幸いです(笑)


で、出来上がりはこんな感じドキドキ
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ちゃーんと正絵の通り細かく織られてて、ほんっまに綺麗~ラブラブ

よーっく見るとホラ、ちょうど真ん中辺りに最初に出て来た「羽衣」の舞台装置が文様として織り込まれてます目


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こちら全体像です。

豪華っo(^▽^)o


織りの工程のジャカードについても先生が簡単に説明してくれはったんですが、まだ私自身人に説明出来る程理解出来ていませんので、今回は織りの工程については省略させて頂きました・・・

帰りにもう少し詳しく説明してもらって何とか雰囲気だけは掴めた気がするのですがあせる

もうちょっと勉強しますーあせる


最後に、織屋さんである講師の先生が見せて下さった、最高峰の西陣の帯キラキラ

現在の西陣最高の技術を詰め込んだ最高傑作ビックリマークだそうですドキドキ

あんまり帯が凄過ぎてカメラも気が引けたのか、何枚撮り直してもボケました・・・汗
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いやぁ・・・目の保養ドキドキ

是非一度織屋さんに見学に行かせて頂きたいですねぇキラキラ

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